広瀬の穴熊感覚 △2四角の飛車取りにかまわず▲4三金と打ち込んだ局面。△4六角と飛車を取られると後手に大駒すべて渡すことになるが、▲3二金と取れば金・銀の枚数の違いが物を言うとの考えだろう。広瀬独特の感性。 (吟)
16時10分、広瀬踏み込む 16時10分、▲3二角成△同金と後手の金を1枚はがしてから▲4六飛と浮く。このあたりの感覚が振り穴王子の感覚なのだろう。角・桂と金の交換で先手が駒損だが、穴熊戦では金・銀の評価値が跳ね上がるため何とも言えない。 (吟)
休憩時の対局室 下が先手の広瀬陣。ともに扇子が同じ方向を向いている。 得意の振り飛車穴熊、広瀬陣は堅い。 こちらも堅い。渡辺陣の4枚居飛車穴熊。名匠、影水作の駒が使用されている。 対局室からの風景。 (吟)