2020年1月

2020年1月31日 (金)

対局検分の終了後、記念の揮毫が行われました。

Dsc_5226(慣れた手つきで筆を走らせる渡辺棋王)

Dsc_5230(本田五段は特に緊張した様子はなく、堂々とした字を書きあげた)

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(紋蛇)

対局場の北國新聞会館に移動し、17時前から対局検分が行われました。例年、棋王戦が実施されているおなじみの対局場です。対局検分が初めての本田五段から要望は特に出ず、5分ほどで終わりました。

Dsc_5204(地元の愛棋家より、盤駒が提供された。駒は2種類で、対局者が決める)

Dsc_5207(渡辺棋王)

Dsc_5211 (本田五段)

Dsc_5220(平田雅峰作の盛上駒で、書体は錦旗(左)と菱湖(右)。対局者はどちらでも大丈夫ということで、タイトル戦で未使用の菱湖が選ばれた。錦旗はこれまで棋王戦の金沢対局で何度か用いられているという)

Dsc_5242(明日の対局で使われる駒)

(紋蛇)

関係者は金沢で合流しました。まずは行われたのは打ち合わせ。前夜祭や対局、イベントの流れを確認します。

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Dsc_5182(左から順に立会人の淡路九段、挑戦者の本田五段、渡辺明棋王)

Dsc_5194(スケジュールのチェックのあとに行われたのは……)

Dsc_5189(対局者のおやつ検分? 実際にケーキを見て、明日のおやつを決めた)

(紋蛇)

渡辺明棋王に本田奎五段が挑戦する、第45期棋王戦五番勝負が開幕します。7連覇中の永世棋王の資格保持者に、棋戦参加1期目にしてタイトル初挑戦を決めた若武者が挑むタイトル戦です。
第1局は、2月1日(土)に石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。対局開始は9時、昼食休憩は12時~13時。おやつは10時と15時に出されます。持ち時間は各4時間。先後は振り駒で決定します。
本局の立会人は淡路仁茂九段、記録係は広森航汰三段(中座真七段門下)が務めます。現地大盤解説会の解説は杉本昌隆八段、聞き手は室田伊緒女流二段です。
本局の中継は棋譜・コメント入力を琵琶、ブログを紋蛇が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。