18時からホテルグランミラージュ「天翔」で、前夜祭が開催されました。
「こんばんは。本日は寒い中、よくお越しいただきました。弊社、北日本新聞創刊135周年記念事業として、第44期棋王戦五番勝負第2局を魚津市で開催できますことは、日本将棋連盟、魚津市をはじめ、関係の皆様のご協力のおかげと、深く感謝を申し上げます。1局目は渡辺棋王が勝利しましたが、プロ野球でも第2戦を取ったチームが日本シリーズを制することが多いように、明日の対局は特に大切な第2局ではないかと思っています。白熱した勝負を期待しております」
「こんばんは。まずは第44期の棋王戦をここ魚津市で開催していただきますことに、厚く御礼申し上げます。いまの将棋界は若い先生方が大変な活躍をされ、将棋ブームも素晴らしいものです。そのなかでも渡辺棋王と広瀬竜王という、将棋界のトップ2人による夢のようなタイトル戦を開催でき、本当に嬉しいことです。
ぜひ、この棋王戦の歴史に残る名勝負となることを楽しみにしております」
「この度は第44期棋王戦第2局を魚津市で開催させていただき、北日本新聞社の皆さま、魚津市の皆さま、誠にありがとうございます。富山では1局だけタイトル戦を戦わせていただき、もう一度富山で指したいと思っているうちに、この年齢になってしまいました。明日は対局者が渡辺棋王、広瀬竜王という、当代きっての最高峰のカードですので、新川文化ホールの大盤解説会にもお越しいただけたらと思います。どうぞ明日もよろしくお願いします」
(書き起こし=康太、写真=吟)