2017年2月 4日 (土)

前夜祭(1)

18時から焼津グランドホテルで前夜祭が行われました。 

Dsc_4129(主催者挨拶 大石剛・静岡新聞社代表取締役社長)

「渡辺棋王にとっては永世棋王になるかどうかの五番勝負。千田六段は22歳とフレッシュな挑戦者で、渡辺棋王にどのように立ち向かっていくか。勝負の行方が気になる第1局です。
明日の大盤解説会には、北は北海道、西は京都まで300人以上の応募がありました。ありがとうございます。
棋譜中継にも多くのアクセスがあるだろうと期待していますし、新聞には観戦記が載っていて、皆様も楽しみにしていると思います。インターネットや日々の新聞を通して、五番勝負も皆さんに楽しんでいただきたいと思っています」

Dsc_4138(主催者挨拶 青野照市・日本将棋連盟専務理事)

「地元出身棋士として、連盟棋士としてあいさついたします。5年前も焼津で棋王戦が開催されましたが、そのときの前夜祭は関係者のみでした。このようにファンの方も交えての開催は初めてです。地元出身として感激です。
お詫びをしなければならないのは、本来は会長の谷川があいさつするところですが、会長を辞任し、任期は残っているのですが心痛と体の具合が悪く、入院しているので私があいさついたしております。昨年から騒がせてご迷惑をかけておりますが、『聖の青春』や『3月のライオン』の映画やアニメ、加藤一二三九段や藤井聡太四段の活躍と、いろんな話題を振りまいています。皆さんの期待に沿うようないいニュースを出していきたいと思っています。
静岡新聞には長いこと主催していただき、ありがとうございます。今回は静岡新聞75周年、静岡放送65周年を記念しての対局開催になります。
焼津市教育委員会には、プロの将棋や所作を見ていただきたいということで、指導対局や棋士の対局を見ていただくこと非常にいいことだと思います。
今回の対局には、いろいろなところから協力していただきました。焼津商工会議所には地元の商品や産物を、前夜祭や大盤解説会で9割の人が当たるほど協力してくださいました。
渡辺棋王は5連覇が懸かっています。竜王も持って、棋界の第一人者です。千田六段は22歳で初挑戦。今期の棋王戦は千田六段のほかにも20代の棋士が多く勝ち上がっていて、期待をもたれる状況になってきました。どちらが勝つか注目していただけたらと思います」

Dsc_4150(関係者各位のご紹介)

Dsc_4154(乾杯挨拶 鈴木洋一郎・静岡中島屋ホテルチェーン代表取締役)

(撮影=紋蛇、書き起こし=銀杏)