興奮の銀捨て ▲9三銀成は佐藤(紳)七段が示し、控室で調べられて始められていた。△同桂に▲9五歩以下△7七銀成▲同桂△同角成に▲9四歩で先手の攻めが繋がると見解が出されていたところだった。▲9三銀成がモニターに映ると「天才だ」「いいものを見たね」「行った。凄い」と声が上がる。 (端に銀を捨てる強手を見せた佐藤(康)九段。鋭い踏み込みと評判の手だ)(吟)