後手勝勢 「打った。▲3七桂に△4七飛成の筋で受からない。これは終わりだろう」(棋譜コメントより、大内延介九段) 続けて大内九段は「棋王戦最短手数記録になるのでは」。 最近の棋王戦五番勝負での短手数局と言えば、3年前の第2局▲久保利明八段-△佐藤康光棋王戦の57手があります。 この対局は図の▲7五飛で久保・現棋王が升田幸三賞を受賞した一局として知られています。ちなみにこの対局も北國新聞会館での対局で、本局と同じ駒が使われていました。 (勝利目前、郷田九段) (しのげるか、久保棋王) (翔)