2013年7月11日 (木)

Photo_45(本日の記録用紙。170手の大熱戦となり、後手・渡辺弥生女流1級が勝利を収めた。渡辺女流1級は、次に上田初美女流三段との2回戦を戦う)

次回のリコー杯女流王座戦中継は、明日7月12日(金)に真田彩子女流二段-中倉宏美女流二段(LPSA所属)戦をお届け致します。
是非、こちらの中継もご覧下さい。

以上にて、本日の中継を終了させて頂きます。
本日は、ご観戦いただき誠にありがとうございました。

終局後、勝利した渡辺弥生女流1級が中継室を来訪して本局について改めて振り返ってくれた。

Photo_44(中継室を来訪して、本局を振り返る渡辺女流1級)

※以下は、キーポイント部分のコメント。詳しくは、棋譜コメントをご覧ください

-清水女流六段から「いい手でしたね」と声をかけられていたのが、中盤戦で【図】の局面から△7一玉(44手目)と組み替えを目指した構想です。

43_2 渡辺女流1級「途中までは待ちの姿勢だったのですが、玉が8二のままでは先手に角でコビンを狙われる筋が厳しすぎます。後手は、先手のように穴熊には出来ないので、本譜のような構想となりました」

-難解な終盤戦については、対局中どのように見ていましたでしょうか?

渡辺女流1級「自玉の左辺が開けていたのと、先手の攻めがそれほど太い形ではなかったので、正確に指しきれば自分にも勝機はあるとは思っていました。ただ、最後まで自信のない勝負でした。終わってみて、何とか残していたなといった印象です」

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。

終局後、感想戦は口頭で簡単に数分だけ行われ、間もなく駒が片づけられた。
現在、渡辺女流1級は中継室を来訪して本局について振り返っている。

Photo_41(勝利した渡辺女流1級。2回戦進出を決め、笑顔)

Photo_42(清水女流六段は、「△7一玉と引いて組み替えたのが、いい手でしたね」と渡辺女流1級に声をかけていた)

170

18時21分、170手目△7五玉を確認して清水女流六段が投了を告げた。
後手玉は捕まらず、自玉には受けがない局面だった。
消費時間は、▲清水2時間59分、△渡辺2時間58分。(持ち時間、各3時間)

勝利した渡辺弥生女流1級は、次に上田初美女流三段との2回戦を戦う。