2014年7月 9日 (水)

71 【図】は14時半頃の局面。昼食再開後から、先手の攻勢が続いている。
先手は、後手の3六銀が遊んだ状態にしたまま攻めるのがミソ。駒損をしての細い攻めなので、この3六銀を使われてしまうと駒の効率面で自然と形勢は厳しくなってしまうだろう。

△4四角と角取りを逃げる進行の一例は、▲3三歩△2二金▲3五桂。【参考図】
これは、先手の攻めもうるさそうだ。

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Imgp0428 (伊藤奨励会1級は、しばらく受けに回ることになりそうだ)

58 昼食再開後、▲3三歩△同角の利かしを入れたのが【1図】。

鈴木女流二段は、ここで▲9一角成と角を切る強手に出た。
角を切って手に入れた香をすぐさま▲3五香と打ち、後手陣の弱点になっている角頭から一気に崩してしまおうという狙いだ。【2図】

61 一本ありなのか、それとも後手に上手い受けがあるのだろうか。

Imgp0462 (本局で使用されているのは、富月作・水無瀬書の盛上駒)

Imgp0466 (後手・伊藤奨励会1級側から見た実際の局面。このまま激しい展開になる可能性が高いことを考えると、玉の守りが薄いことが気になる)

Imgp0464 (先手・鈴木女流二段側から見た実際の盤面。玉の守りは万全。ここからどう手を繋いでいくか、当面は攻めることに考えを専念できそうだ)

※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。

Imgp0473 (13時になり対局は再開されたが、鈴木女流二段に指す気配はない。手が広い局面、ここが勝負所と見て時間を使っている)

Imgp0476_2 (昼食休憩の時間は、エレベーターホールで他の奨励会員とリラックスした様子で話をしている姿も見られた伊藤奨励会1級。いまは、勝負に挑む顔つきに戻っている)

※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。