2017年11月22日 (水)

117第7期リコー杯女流王座戦五番勝負、第3局は117手で里見女流王座が勝ち、シリーズ1勝目を挙げました。終局時刻は17時51分。消費時間は、▲里見2時間56分、△加藤2時間59分(持ち時間は各3時間)。第4局は12月8日(金)に東京都渋谷区「将棋会館」で行われます。

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第1局と似た形から、▲7五歩(33手目)が工夫の攻めで里見女流王座がペースをつかみました。消費時間の使い方から、研究手ではとささやかれています。

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5筋の拠点を確保した里見女流王座に対し、加藤女王も角を目標にして反撃。角を取りにいく△9四歩(50手目)から激しい戦いに入りました。

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その後、里見女流王座が攻める中で指された、加藤女王の△3五歩(66手目)が疑問だったのではと見られています。実戦はここから▲4四桂△4八歩▲同金△2四桂▲4七銀と進み、控室で先手よしの声が高くなりました。後手は反撃を受け止められてみると、△3五歩の効果がそれほどなく、むしろ緩手になっています。

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盤上に里見女流王座の攻め駒が多く、加藤女王の苦戦がはっきりしてきました。終盤で玉から遠い△8六歩(78手目)ではつらく、ここから里見女流王座がどう決めるかが注目です。

駿府城は徳川家康が築城した城。現在は跡地が官庁や学校、公園として利用されています。徳川家康は将棋を愛好したことで知られ、初代大橋宗桂に俸禄を与えたことが名人制度の始まりといわれます。来年3月には、第76期順位戦A級最終一斉対局が浮月楼で予定されています。

【第76期将棋名人戦第0局(A級順位戦最終局):静岡市】
http://www.city.shizuoka.jp/143_000101.html

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