振り駒の結果は「歩」が４枚で清水女流六段の先手に決まった。

清水女流六段の初手は▲２六歩。

上田女流三段は△３四歩と応じた。

その後も指し手がどんどん進んでいる。

図は10時30分頃の局面。後手の四間飛車穴熊に先手は銀冠で対抗。▲３五歩の仕掛けに、後手が△５五歩と反発したところだ。

清水女流六段は9時50分頃入室。上田女流三段は10時を回っても姿を見せなかった。

 凛とした姿で対戦相手を待つ。

定刻を３分過ぎて上田女流三段が到着。規定により遅刻時間の３倍の９分が持ち時間から差し引かれる。

清水市代女流六段。

上田初美女流三段。

第７期リコー杯女流王座戦本戦トーナメント１回戦から清水市代女流六段－上田初美女流三段の一戦をお送りします。
対局は東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各３時間です。

本局の中継は八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

（感想戦は17時35分頃まで行われた）

以上で本日の中継を終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

次回の中継は７月24日（月）。対戦カードは清水市代女流六段－上田初美女流三段戦です。

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

（鈴木女流二段がベスト８進出）

（敗れた塚田女流１級）

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

▲塚田－△鈴木戦は鈴木女流二段の勝ちとなりました。終局時刻は17時３分。消費時間は、▲塚田２時間59分、△鈴木２時間33分。

▲塚田－△鈴木戦、図の局面は後手の攻めが決まったようです。はっきり逆転したのではないかといわれています。

先手は受けが難しく、詰めろをかける手段が難しいようです。▲５八金△３八銀▲４七金△同銀成で、持ち駒を１枚補充できるかもしれませんが、それでも詰めろになりません。

（感想戦の様子）

（前期ベスト４の香川女流三段。今期はまず１回戦突破）

（手を探す里見女流初段）

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。

▲塚田－△鈴木戦、後手が詰めろをかけられたところで攻防手を放ち、体を入れ替えました。

「逆転しているかもしれません」と塚田泰明九段。

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

▲塚田－△鈴木戦は▲７三銀が好手で、先手が有利になったようです。中継室に来訪した、塚田泰明九段の見解です。

（塚田泰明九段は「娘（塚田恵梨花女流１級）を心配してきました（笑）」。先手有利との見解）