2017年7月20日 (木)

Joryu_ouza20170720010166▲塚田-△鈴木戦、鈴木女流二段が4二にいた角を5一に引きました。先手の▲7三銀と打ち込む筋を緩和しています。場合によっては、後手玉が5二から4二、3三というルートで、上に逃げられるようにもなりました。すぐには効果が出ないかもしれませんが、終盤に利いてくるであろう、懐の深い受けです。

図の局面で、先手の塚田女流1級が30分以上の考慮をしています。手を渡されてみると、攻めの継続が難しいようです。

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(朝の鈴木女流二段)

Imgp28882(塚田女流1級)

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

Joryu_ouza20170720020159△6六歩と垂らした手に対して、▲5六歩と突いたのが図の局面。△4四銀▲6六飛に△4五銀や△2五歩が進行の一例だ。また△4四銀には▲7四銀と出る手も考えられる。いよいよ局面が激しくなってきた。

Imgp2937 (昼食休憩再開後に撮影。▲5六歩と突いて、本格的な戦いが始まりそうだ)
 
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。



Joryu_ouza20170720010157▲塚田-△鈴木戦、14時頃の局面。後手の鈴木女流二段からの動きで、先手の2九桂と後手の2一桂が交換されました。現在は銀もぶつかっています。徐々に火の手が広がり、戦いが本格化してきています。

Dsc_3643(鈴木女流二段。6筋に玉を移動して、逆サイドから動いた)

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▲5六銀に里見女流初段が11分使って昼食休憩。消費時間は▲香川女流三段55分、△里見里見女流初段43分。対局は12時40分に再開される。

Imgp2924 (昼食休憩中の銀沙。奥が里見女流初段。手前が塚田女流1級)


※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
 

Joryu_ouza20170720010130▲塚田-△鈴木戦、11時頃の局面。戦型は相矢倉になりました。

先手は▲6六銀と出ています。矢倉囲いを崩す銀の進出なので、持久戦にはしづらくなります。急戦を挑むつもりなら、ここ数手で▲4五歩と突いていくことになりそうです。

Imgp28952(塚田女流1級は図の局面で20分以上使っている)

Imgp28732(対局開始前、駒を並べる両対局者)

Imgp28872

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。