囲碁・将棋チャンネル内「将棋プレミアム」では、本局の模様をライブ配信しております(要有料会員登録)。配信開始は本日9時55分。15時からは横山泰明六段と飯野愛女流1級による解説が行われます。
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すでにアカウントをお持ちの方は、フォローしていただくとご自身のタイムライン上で読むことができますので、そちらもあわせてお楽しみください。本日の解説担当は宮田敦史六段です。
宮田敦史六段>よろしくお願い致します。戦型は里見さんの向飛車と予想します。
おはようございます。第6期女流王座戦第2局は、対局日の朝を迎えました。本日のタイムスケジュールは以下の通りです。
【棋譜ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/6/joryu_ouza201611030101.html
◆糸谷哲郎八段◆
── 第2局はどのような戦いになると予想しますか?
糸谷 第2局も序盤からテンポよく進んで、お互いの研究が見どころだと思います。里見挑戦者が先手ということで、まずはどの筋に振るかですね。対抗形になるのではないかと思います。
── 第1局はすごく進みが早かったのですが、そのあたりはいかがでしょう?
糸谷 そうですね。第1局があれだけ早かったいうことは、第2局の進行も早いのではないかなと思います。朝から見逃せない勝負ですね。
◆中村太地六段◆
── 中村六段はどのようなところに注目されますか?
中村 第1局が熱戦で、ふたりはとてもよいライバル関係にあると思うので、その思いのこもった将棋が見たくて注目しています。
── タイトル戦は前日にホテルで泊まるわけですが、対局者としてはどういう心境で迎えるものでしょう?
中村 里見さんは嬉しいとおっしゃっていましたね。優雅で素敵な場所なので、よい気分で、両対局者にとって励みになると思います。
◆宮本広志五段◆
── 両対局者の印象はどのようなものをお持ちですか?
宮本 第1局はすごい早いペースで、研究がどこまでされているのかなと思いながら観戦していました。
── 普段、里見女流四冠は大阪ですけれども、どのような印象をお持ちですか?
宮本 里見さんとは月に1回ぐらい将棋を指したりしているのですが、すごい明るいという印象がありますね。
── 加藤女流王座の印象はいかがですか?
宮本 加藤さんは東京所属の方なので、あまりお会いしたことはないのですが、1度このリコー杯でお会いしたときに「よろしくお願いします」と丁寧に挨拶されて「すごい、いい人だなあ」という印象があります。
◆都成竜馬四段◆
── 第1局を受けての明日第2局、どういうところに注目したいですか?
都成 将棋の内容はもちろんですが、里見さんは復帰されてからものすごく好調で、確か今年度負けなしだったと思うので、そのあたり連勝が続くのか、加藤さんが意地を見せて阻止するのか、というところにも注目しています。
── 里見女流四冠の好調な様子は前夜祭でも見受けられましたか?
都成 最近すごく元気そうですし、私も月に1回ほど研究会を指しているのですが、とにかく夜遅くまで何局でも将棋を指されるぐらい情熱がありますので、そういったところが好調に理由のひとつかなと思います。
◆長谷川優貴女流二段◆
── 里見女流四冠とは普段、接点はあるのでしょうか?
長谷川 実は里見さんとはあまりお話をしたことがないのですが、棋士室で姿を拝見すると、いつも将棋盤に向かっていらして、すごいなと思っています。
── 加藤女流王座に対してはどのような印象ですか?
長谷川 加藤さんは私が東京にお邪魔したときは、ご飯に連れて行っていただいたり、この間は東京を案内してくださったりとか、すごくよくしていただいています。
── 明日の戦型を予想していただけますか?
長谷川 私は里見さんの中飛車のファンなので、中飛車が見たいなと思っています。
◆和田あき女流初段◆
── 明日の第2局、どういうところに注目していますか?
和田 先ほど長谷川さんがおっしゃっていたのですが、私も里見さんの先手中飛車が見たくて、個人的に私は居飛車党なので、加藤さんの対策を楽しみにしています。
◆加藤桃子女流王座の挨拶◆
「皆様、こんばんは。加藤桃子です。本日はお忙しいところ、こんなにたくさんの方に起こしいただきまして、本当にありがとうございます。最近は毎年、大阪に来ており、その度に皆様にこうして温かくお迎えいただいていることに感謝しております。本当にありがとうございます。第1局の広島でもそうだったのですが、関西の先生方にお世話になりました。そのときに、また大阪に行く機会もあって、優しく話しかけてリラックスさせていただいている方が多くて、やはり温かいなあという印象を持っております。明日の対局場である芝苑様にも最近、毎年、伺っております。昨年、芝苑さんで対局させていただきましたとき、伊藤沙恵女流二段と持将棋で遅くまで決着がつかなくて、芝苑さんにはもちろん、関係者の皆様や遠くからお越しになられた皆様にも少しご迷惑をおかけしてしまいました。今年は里見さんということで、どうなるかは分かりませんが、私もいつもどおり、一生懸命戦っていきたいと思っております。最後になりましたが、主催の株式会社リコー様、特別協力の日本経済新聞社様、いつも素敵な力をいただいていることに心より感謝申し上げます。それからタイトル戦開催に当たり、ご尽力いただいております、関係者の皆様、西遊棋の皆様、将棋ファンの皆様にもお礼申し上げます。本当にありがとうございます。明日も、明るく元気に頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
◆里見香奈四冠の挨拶◆
「失礼します。挑戦者の里見香奈です。皆様、改めましてこんばんは。今日は、お忙しいなか、たくさんの方々に足を運んでいただきまして、本当にありがとうございます。私は大阪対局は何年か前になるのですが、女流王座戦で戦わせていただきました。またいつか戦いたいなと思っておりましたので、今回こうして大勝負を戦うことができて、本当に幸せだなと実感しております。ここウェスティンホテルは、たまに散歩でこの辺りをよく歩くのですが、いつかこういう高級なホテルに泊まってみたいなぁと思っておりましたので、なんかもう本当にうれしい気持ちでいっぱいです。明日の対局は、とにかく盤上に集中して一生懸命考えて、自分の力を出しきりたいと思います。今回、対局するに当たって、本当にたくさんの方々にご協力をいただいております。その方に本当に感謝しております。ありがとうございます。リコー様、日本経済新聞社様、そして対局場をご提供していただいております、芝苑様、このご会場の皆様、本当にありがとうございます。明日は一生懸命頑張ります。ありがとうございました」
(書き起こし:飛龍記者/写真:夏芽)
(カラープロダクションプリンター・RICOH Pro C7110S)
(両対局者と西遊棋メンバーの記念カレンダーが、その場でプリントされます)
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