第5期リコー杯女流王座戦二次予選、6ブロックの長沢千和子女流四段-藤田綾女流初段戦をお送りします。両者は振り飛車党。相振り飛車となるか、あるいはどちらかが居飛車を持つことが予想されます。過去の対戦は長沢女流四段4勝、藤田女流初段3勝と拮抗しています。
対局は東京・将棋会館(棋峰の間)にて10時開始。持ち時間はチェスクロック方式で3時間。使い切ると1分将棋となります。
本局の中継は八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
第5期リコー杯女流王座戦二次予選、6ブロックの長沢千和子女流四段-藤田綾女流初段戦をお送りします。両者は振り飛車党。相振り飛車となるか、あるいはどちらかが居飛車を持つことが予想されます。過去の対戦は長沢女流四段4勝、藤田女流初段3勝と拮抗しています。
対局は東京・将棋会館(棋峰の間)にて10時開始。持ち時間はチェスクロック方式で3時間。使い切ると1分将棋となります。
本局の中継は八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
感想戦後、小野アマにお話を聞きました。
―― 本局を振り返っていただけますか。
小野 少し指しやすいと思っていました。最後は玉頭から攻められて怖かったのですが、序盤で得をしていたのが大きかったです。
―― 勝ちを意識した局面は?
小野 自玉が詰まないのを確認して▲6五飛(95手目)と走ったところです。
―― 本戦での抱負をお願いします。
小野 リコー杯でここまで勝ちあがったのは初めてで緊張しますが、いつも通りノビノビ指したいです。
本局の中継ブログはこれで終了します。ご観戦ありがとうございました。
次回の第5期リコー杯女流王座戦二次予選中継は6月26日(金) 長沢千和子女流四段-藤田綾女流初段戦です。どうぞお楽しみに。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
109手で小野アマが制し、本戦入りを決めた。終局時刻は15時25分。消費時間は、▲小野1時間47分、△山根2時間47分。
図は▲6五飛と先手の飛車が走った局面。▲6五飛は▲8二馬△8四玉▲7三馬△9三玉▲8四金△同歩▲8二馬までの詰めろ。後手玉がかなり包囲され、受けにくい形になってきた。
(快進撃の小野アマ。優勢の局面を築き、本戦入りが近づいている)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
(対局再開。小野アマはキビキビした手つきで駒台から歩をつかみ、6五へ打つ)
(▲6五同銀を着手する小野アマ)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
△7三同桂の局面で休憩に入った。消費時間は▲小野アマ1時間3分、△山根女流初段1時間6分。対局は13時に再開される。
(先手から見た盤面。▲7三桂成に△同桂と応じた局面で休憩に入った)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
図は10時47分、小野アマが▲6五歩と仕掛けた局面。攻撃の理想形といわれる飛・角・銀・桂を使った攻めだ。
(堂々と開戦した小野アマ。勝算はいかに)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
第5期リコー杯女流王座戦(主催・株式会社リコー、特別協力・日本経済新聞社)は二次予選が進行中。本局は山根ことみ女流初段-小野ゆかりアマ戦をお届けします。対局は6月23日(火)東京・将棋会館「香雲」にて10時開始。
持ち時間は各3時間(チェスクック使用)、使い切ると一手60秒未満での着手となる。
山根女流初段の振り歩先で振り駒が行われ、と金が4枚。小野アマの先手に決まった。
本局の中継は吟が担当する。どうぞよろしくお願い致します。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
感想戦後、岩根女流二段にお話を聞きました。
―― 本局を振り返っていただけますか。
岩根 うまく指せているような気もしていましたが、そんなに自信があるわけではなかったです。▲4六飛では▲7三歩と打っていれば分かりやすかったです。
―― 勝ちを意識した局面は?
岩根 ▲2九角(89手目)では▲2八玉だと思っていたのですが△8九飛成が詰めろ角取りになるので予定変更です。勝ちになったと思ったのは最後の詰みが見えたときです。
―― 本戦での抱負をお願いします。
岩根 時間の使い方に課題があるので、それを気にしつつ、いい将棋を指したいですね。
本局の中継ブログはこれで終了します。ご観戦ありがとうございました。
次回の第5期リコー杯女流王座戦二次予選中継は6月23日(火) 山根ことみ女流初段-小野ゆかりアマ戦です。お楽しみに。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。