117手まで岩根女流二段が制し本戦進出を決めた。終局時刻は17時15分。消費時間は両者3時間。勝った岩根は本戦進出を決めた。
(終局直後の対局室。勝った岩根女流二段は第1期、第2期に続き3度目の本戦入り)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
117手まで岩根女流二段が制し本戦進出を決めた。終局時刻は17時15分。消費時間は両者3時間。勝った岩根は本戦進出を決めた。
(終局直後の対局室。勝った岩根女流二段は第1期、第2期に続き3度目の本戦入り)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
左図は△1五歩と島井女流二段が仕掛けた局面。実戦は▲1五同歩△1七歩▲同香△5五歩(右図)と進行しました。▲5五同銀△4五歩に▲6五歩の展開や▲4七銀と引く手が考えられる。
(△1五歩から戦端を開いた島井女流二段。仕掛けはうまくいくのか)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
▲8六飛までの消費時間は▲岩根女流二段51分、△島井女流二段1時間18分。対局は13時に再開される。
(先手から見た盤面。8筋で歩を切って8六へ引いた局面で昼食休憩)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
先手は8筋へ、後手は3筋へ飛車を振って戦型は相振り飛車になった。
1筋の突き合いがない形で前例が1局だけある。平成21年11月18日に行われた▲中村真梨花女流二段-△門倉啓太三段戦(新人王戦)。▲4六歩△4二銀▲8六歩△4四歩▲5六銀と進行し後手の門倉三段が制している。対局者の肩書きは当時。
(本局はタブレットで中継が行われている。両対局者に見えるように残り時間が表示される。写真は開始前なので3時間だ)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
(定刻の10時、対局開始。島井女流二段の振り歩先で振り駒が行われ、と金が3枚。岩根女流二段の先手に決まった)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
感想戦は15時55分頃まで、20分ほど行われました。
感想戦後、本棋戦で初の本戦入りを決めた井道女流初段にお話を伺いました。
――本局を振り返っていかがでしょうか。
井道:△5六歩(38手目)と突いたところでは、形勢の良し悪しは別としてこちらに勢いがついたかなと思いました。
――優勢になったと思われたのはどの辺りでしょう。
井道:△7五角(94手目)と打ったところです。これで後手がかなり駒得になりますので。ただその後は詰みを逃してしまったりして、とても恥ずかしいです。
――本戦の抱負をお願いします。
井道:うっかりをしやすいので、そういうことがないようにしたいですね。本戦もできるだけ前へ行きたいですが、まずは目の前の一局を頑張ろうと思います。
――最後に中継をご覧のファンの方々へ一言頂戴できますか。
井道:次も一生懸命やりますので、応援よろしくお願いします。
――ありがとうございました。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
114手で井道女流初段が北村女流1級をくだし、本戦入りを決めました。終局は15時36分、消費時間は▲北村2時間18分、△井道2時間27分(チェスクロック使用)。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。