2026年9月 8日 (火)

終局直後

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■伊藤沙恵女流四段
――本局を振り返って。
伊藤 ずっと分からない将棋だったんですけど玉形の差があるので、一発を食ったら一気に持っていかれるなと、ずっと気にしながら指していました。最後にちょっと変にアヤを作ってしまって。飛車を取るより、先に桂を取って限定させるなど、そういうところもちょっとミスがあったと思うんですけど、ずっと難しい将棋だったなと思います。

――時間で押される展開だった。
伊藤 秒読みになったらしょうがないかなと思って指していました。

――2015年以来の挑戦権の獲得となる。いまの率直な感想は。
伊藤 今期のトーナメントは非常に逆転が多くて、けっこう必敗だった将棋もあったので、本当に運があったなとしかいいようがないですね。今日の将棋も玉が薄かったので気を使いながらの将棋だったんですけど。前局や前々局よりはいい将棋を指したいなと思って臨んだので、その点はよかったかなと思います。

――タイトル戦は1年ぶりの登場となる。
伊藤 本当に挑戦することが難しくて、強豪の方がいっぱいいるので。内容は置いといて、勝ち上がってこれたのは一つよかったなと思います。またタイトル戦でもよい将棋を指さなくてはいけないなと思い、引き締まる思いです。

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■西山朋佳女流四冠
――一局を振り返って。
西山 膠着状態でその中でどう手を作っていくかの勝負だと思いました。こちらから動いていったあたりはあまり成算を持てていなかったので、思わしくなかったのかなと思います。△4五同歩(46手目)だったり自然かと思って指していたんですけど、そのあたりで踏みとどまるべきでした。

――終盤はどのように見ていたか。
西山 こちらにそんなに選択肢がないような気がしていたので、粘りのない展開になってしまいました。

――今期を振り返って。
西山 けっこう1局1局あっという間で、やってくる対局を指していたら挑戦者決定戦というありがたい1局ではあったんですけど。今期もいい経験をさせていただいたと思うので、引き続き頑張りたいと思います。