2026年8月 6日 (木)
伊藤女流四段が勝利
▲松下-△伊藤沙戦は15時21分、110手で伊藤女流四段が勝ちました。消費時間は、▲松下3時間0分、△伊藤1時間29分(持ち時間は各3時間)。
最終盤
鋭手、勝負手
中盤の分かれ道
対局再開
昼食休憩
先手矢倉、後手雁木
対局開始
伊藤沙-松下戦
本戦1回戦の最後の1局、伊藤沙恵女流四段-松下舞琳女流初段戦を中継します。
2026年8月6日(木)10時から東京・将棋会館、銀沙の間で指されます。持ち時間はチェスクロック式で各3時間、切れたら一分将棋。自動記録で採譜。先後は振り駒で決定します。本局の中継担当は牛蒡です。よろしくお願いします。
【棋譜中継】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/16/joryu_ouza202608060101.html
【本戦トーナメント表】
https://www.shogi.or.jp/match/jo_ouza/16/honsen.html



最終盤に入りました。形勢は後手よし。時間の面でも後手よし(残り時間は▲2分△1時間41分)。図は角取りがかかっていますが、後手は手抜いて寄せに出る可能性もあります。
松下女流初段は苦しい流れのなか、図で▲7一銀!の勝負手を放ちました。(1)△7一同飛は▲5二歩成△同玉▲7一角成で飛車を取れます。(2)△7一同玉なら▲5二歩成△4四銀▲同角△同金に▲2四飛が十字飛車。鋭手です。
再開後の一手は△2四歩。1図で▲5三歩と▲5三銀が大きな分岐でした。実戦は22分の考慮で▲5三歩でしたが、△4三金右とかわされ、松下女流初段の手が再び止まります。5四の歩を金銀2枚で守られ、▲2四飛から▲5四飛の筋を目指すのが難しくなりました。▲5三銀のほうがまさった可能性があります。
少し進んで2図。伊藤女流四段の受けの力が発揮されそうな形になってきました。松下女流初段は45手目に22分、47手目に16分、そして2図でも10分以上考えています。先手の流れはよくありません。





図の局面で伊藤女流四段が10分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間。ここまでの消費時間は、▲松下1時間20分、△伊藤38分。松下女流初段の出前注文は「バターチキンカレー」(rico curry)。伊藤女流四段は注文なし。

先手矢倉、後手雁木の戦いになりました。後手の飛車先不突の影響もあって前例は少なく、わずかに1局しかありません。3七に銀を上がって攻撃重視の先手陣、飛車先不突で守備重視の後手陣と、対照的な駒組みです。





