2024年7月18日 (木)

Dsc_58421 (山根ことみ女流三段)

Dsc_58451 (塚田恵梨花女流二段)

Dsc_58541 (山根女流三段の振り歩先で行われた振り駒の結果は、歩が4枚。山根女流三段が先手に)

Dsc_58651 (定刻通りに対局開始)

Dsc_58691 (山根女流三段の初手は▲7六歩)

Dsc_58711 (塚田女流二段は△8四歩と応じた)

Dsc_58801 (本局は香雲の間で指される)

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本日7月18日(木)は、リコー杯第14期女流王座戦本戦から山根ことみ女流三段-塚田恵梨花女流二段戦を中継いたします。対局場所は東京・将棋会館で、持ち時間は各3時間(チェスクロック使用、切れたら1手60秒未満で着手)です。先後は振り駒によって決定されます。
中継担当は睡蓮です。どうぞよろしくお願いいたします。

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/14/joryu_ouza202407180101.html

2024年7月17日 (水)

感想戦は17時1分まで行われました。38手目△7五歩は少し無理だったようです。43手目▲6八桂から49手目▲7七同桂がうまい対応でした。

Dsc_0044(勝った香川女流四段)

Dsc_0054(敗れた上田女流四段)

Dsc_0065

Joryu_ouza20240717010171先手に反撃の手が回りました。香川女流四段が攻めるのは午前以来のこと。△8二銀は▲7四桂や▲7四銀~▲8三桂不成、△7二金は▲6一銀があります。

Dsc_0004(香川女流四段は後手の波状攻撃に耐えた。いよいよ反撃)

Joryu_ouza20240717010154上田女流四段は強襲を仕掛けました。図は▲銀桂△飛車の2枚換えです。先手は持ち駒が豊富にあるので受かりそうな形をしています。金沢孝史六段(東京の対局立会人)は▲5八玉△9九飛成▲8五桂(9九の竜取り)を示しました。盤中央の銀銀角は質駒でもあるため、その点は先手が注意しなければいけません。

Dsc_9973(朝の上田女流四段)

Joryu_ouza20240717010149_2前回のブログ記事の図(こちら)▲6八桂△同桂成▲同金△7六桂▲7七金△同銀成▲同桂(図)と進みました。あえて金取りの形にして、ぐいぐいと金を前に出す受けは面白いものでした。

図で△8二銀は▲7四桂(△7三銀は▲6五桂)があるため、後手は穴熊にも組みづらくなっています。午前の戦いでは、先手の速攻に後手がうまく対応しました。午後はその逆。まだまだ難しそうです。

Dsc_9952(初手▲7六歩を指す香川女流四段)

Joryu_ouza20240717010142再開から△7五歩▲同歩△7六桂▲6六角△8八銀と進んで図。上田女流四段は、珍しい攻め筋に打って出ました。狙い筋は△6四歩と思われます。△6四歩に▲同銀は△6六角▲同歩△3七角が飛車銀両取り。△6四歩を先手が手抜けば、次は△5五飛▲同銀△6五歩があります。

Dsc_0015(上田女流四段。先手の攻めを受け止めて、すぐさま反撃に出た)