2024年7月25日 (木)

リコー杯第14期女流王座戦本戦(主催・株式会社リコー、特別協力・日本経済新聞社)から、伊藤沙恵女流四段-磯谷祐維女流初段戦を中継します。対局は7月19日(金)10時に東京・将棋会館で行われます。持ち時間は各3時間(チェスクロック方式)。切れたら1手60秒の秒読み。先後は振り駒で決められます。
本局の中継は独楽が担当いたします。よろしくお願いいたします。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/14/joryu_ouza202407250101.html

2024年7月24日 (水)

20240724h▲中井-△岩根戦は図の局面を迎えました。一時は危険が迫ったいた後手玉ですが、一気に寄せられる形ではなくなりました。後手は▲角桂△金銀の交換で駒損ではありますが、△9六歩と反撃に転じています。振り飛車が持ち直したようです。


Dsc_1473_2 (端から反撃に転じた岩根女流三段)

20240724e▲中井-△岩根戦は1図から▲5二歩△6二角▲2三歩成△3六歩▲3三と△4七歩成▲2四角(2図)と進みました。先手は銀を取られたものの、桂を取り返しながら飛車の成り込みを見ています。2図から△1四飛に▲4二との活用が▲5一歩成の攻めを見て厳しそうです。中井女流六段がペースを握ったかもしれません。

20240724f

Dsc_1358(銀を犠牲に飛車先を突破した中井女流六段)

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▲和田女流二段-△中村女流四段戦は、和田女流二段の受けが成功したようです。図の局面では銀得のうえに手番も握っており、先手優勢が明らかになりました。和田女流二段は物量も豊富で、このあとは後手陣の攻略に乗り出したいところ。中村女流四段は苦しい状況で見せ場を作れるでしょうか。

Wa(今朝の和田女流二段)