岩根忍女流三段-加藤結李愛女流初段戦 おはようございます。リコー杯第14期女流王座戦二次予選(主催:株式会社リコー、特別協力:日本経済新聞社)より、岩根忍女流三段-加藤結李愛女流初段戦を中継します。6月13日(木)10時に対局開始。対局は東京・将棋会館「歩月」で行われます。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒未満の着手となります。先後は振り駒で決定します。本局の勝者は本戦に進出します。 本局の中継は生姜が担当します。よろしくお願いいたします。 (本局は椅子対局で行われる)
▲室谷-△堀 感想戦 以上で本局の中継を終了します。ご観戦いただきありがとうございました。 (室谷女流三段は入玉されても諦めず勝利をもぎ取った) (敗れた堀女流初段) (最終盤の124手目△4九成桂に代えて△4九竜なら後手の勝ち筋だった) (ほぼ同世代のふたりの感想戦は和やかに行われ、笑顔も見られた) (感想戦は17時5分に終了した) 以上で本日の中継を終了します。次回の中継は6月13日(木)、岩根忍女流三段-加藤結李愛女流初段戦です。東京・将棋会館で行われます。お楽しみに。
▲宮澤-△頼本 宮澤女流1級が本戦進出 ▲宮澤-△頼本戦は宮澤女流1級が勝ち、本戦進出を決めました。終局時刻は16時37分。消費時間は▲宮澤女流1級2時間54分、△頼本女流初段3時間。宮澤女流1級は作戦勝ちからリードを広げ、最後は粘りを許さない寄せと、実力を十二分に示した一局になりました。
▲宮澤-△頼本 一手勝ちを目指した踏み込み ▲宮澤-△頼本戦は宮澤女流1級が端攻めを受け止めて優位を拡大しました。手堅い指し回しが続いていましたが、当たりになっている銀を逃げずに▲5三歩(105手目)は強い手です。基本的には▲5二歩成~▲6一とが間に合うという成算なしには指せません。一手勝ちを目指して踏み込んだ手といえます。代償として先手玉の危険度も増し、際どい終盤戦が見えてきました。先手がリードを維持したまま押し切れるかどうかがポイントです。
▲山田久-△磯谷祐 後手優勢 ▲山田久-△磯谷祐は長いねじり合いが続いていましたが、と金攻めが間に合って後手優勢になりました。先手は後手陣に迫るのが難しいです。 (再開後の山田女流四段。いまは勝負手を放つのも苦労しそうな展開だ)
▲室谷-△堀 攻め合いの終盤戦 ▲室谷-△堀戦は堀女流初段が踏み込み、飛車交換になりました。上図の△8七飛が好感触の一着。▲4八角に△8二飛成とと金をかっさらい、じわじわとリードを広げにかかります。しかし▲5六歩から銀を取れるのも先手にとっては大きく、形勢はむしろ接近しています。 15時を回り、終盤戦に突入です。形勢は激戦と思われます。 (初手▲7六歩を指す室谷女流三段) (2手目△8四歩を指す堀女流初段)