2021年10月28日 (木)

戦型は相振り飛車に

2021102811中飛車に構えた里見香女流四冠に対し、西山女流王座は△3二飛と回って対抗。相振り飛車の将棋になりました。上図、11手目▲7九角が里見香女流四冠の工夫です。

2021102813引き角にしてから向かい飛車に振り直しました。あまり類型のない力戦形の将棋に持ち込んでいます。

202110284011時20分の局面。先手は銀冠に組む構想が考えられ、上部を手厚くできそうです。後手は石田流の好形に組みましたが、自ら動けるかは難しいところ。これからの指し回しに注目です。

Dsc_0573(里見香女流四冠は7筋の歩を突かない面白い構想を見せた)