戦型は相振り飛車に 中飛車に構えた里見香女流四冠に対し、西山女流王座は△3二飛と回って対抗。相振り飛車の将棋になりました。上図、11手目▲7九角が里見香女流四冠の工夫です。 引き角にしてから向かい飛車に振り直しました。あまり類型のない力戦形の将棋に持ち込んでいます。 11時20分の局面。先手は銀冠に組む構想が考えられ、上部を手厚くできそうです。後手は石田流の好形に組みましたが、自ら動けるかは難しいところ。これからの指し回しに注目です。 (里見香女流四冠は7筋の歩を突かない面白い構想を見せた)