2021年9月17日 (金)

昼食休憩

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午前中は駒組みで終わるかと思われましたが、後手が飛車先を切ったタイミングで先手も動いていきました。▲6六銀~▲7五歩が早繰り銀のような仕掛け。飛車を追って▲7五銀に△5四角(44手目)が狙いの切り返しです。▲8四歩△同歩▲同銀に△8七歩の受けを用意しつつ、次に△3五銀の攻めも見た攻防手です。 先手がどう切り返すか注目されましたが、里見香女流四冠の着手は▲3六歩(図)でした。△同角と取らせて角の利きを限定し、▲8四歩の筋を実現する狙いです。一気に戦いになだれ込んでいく危険性もあるため、どう対応すべきか、考えどころの局面です。

▲3六歩の局面で伊藤女流三段が考慮中に12時となり、そのまま昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見香53分、△伊藤1時間6分。対局は12時40分に再開されます。

昼食の注文は里見香女流四冠が「鳩やぐら」の「肉豆腐(キムチ)弁当」で、糸こんにゃくとキノコからキノコを選択。伊藤女流三段の注文はありませんでした。

62 (休憩時の「特別対局室」)

63 (本局で使用されているのは香月師作、菱湖書の盛上駒)

61 (里見香女流四冠が注文したものと同じ「鳩やぐら」の「肉豆腐(キムチ)弁当(キノコ)」