2021年7月16日 (金)
▲山田久-△中澤 山田勝ち
▲山田久-△中澤戦は山田女流四段が勝ちました。終局時刻は15時47分。消費時間は、▲山田久2時間31分、△中澤2時間34分。
勝った山田女流四段はベスト8進出。次戦で加藤桃子女流三段と対局します。
▲山根-△小高 白熱の終盤戦
▲山田久-△中澤 攻守交替
▲山田久-△中澤戦は、しばらく受けに回っていた先手の山田女流四段が、数手前から攻めに打って出ています。図の▲3五桂は△同銀と取れるものの、▲2三飛成と成れば詰めろで攻めが続きそうです。急戦矢倉に対して、いったん受けて駒をたくわえてから2筋で反撃という理想的な流れで、先手が勝ちやすい状況になってきました。
後手が勝つためには、自陣の受けで手を稼ぎつつ、うまく相手玉に嫌みをつけなければいけません。






▲山田久-△中澤戦、図は先手の山田女流四段が▲9一角成と香を取った局面。5五にいた角なので、代えて▲1一角成ともできて、それなら相手玉に迫る手になっていました。9一の香を取ったということは、相手の攻め駒を減らして、受けやすくする意図でしょう。受け身な選択ではありますが、たしかに後手の攻めも細そうです。



▲山田久-△中澤戦は昼食休憩明けから局面が大きく動いています。後手が銀桂交換の駒損をしたものの、代わりにと金を作り、図はそのと金をにじり寄せたところです。しばらくの間は後手が攻める展開が予想されます。






