2021年7月16日 (金)

▲山田久-△中澤 攻守交替

87▲山田久-△中澤戦は、しばらく受けに回っていた先手の山田女流四段が、数手前から攻めに打って出ています。図の▲3五桂は△同銀と取れるものの、▲2三飛成と成れば詰めろで攻めが続きそうです。急戦矢倉に対して、いったん受けて駒をたくわえてから2筋で反撃という理想的な流れで、先手が勝ちやすい状況になってきました。

後手が勝つためには、自陣の受けで手を稼ぎつつ、うまく相手玉に嫌みをつけなければいけません。