関西将棋会館で行われていた▲村田智穂女流二段－△山口恵梨子女流二段戦は80手で山口恵女流二段が勝ちました。上図からは▲９六同玉△９九竜▲８六玉に△９七竜までの詰みです。

終局時刻は13時24分。消費時間は、▲村田１時間44分、△山口恵58分（持ち時間各３時間、チェスクロック使用、使いきると１手60秒未満の秒読み）。

勝った山口恵女流二段は６期連続９回目の本戦進出を決めました。

図は昼食休憩前に山口恵女流二段が△８五歩と継ぎ歩をした局面。

再開後、▲８五同歩△９五香▲同香△９六角と進みました。

この王手が厳しいです。二歩になるので▲８七歩とは打てません。

村田女流二段は▲８七香と受けましたが、△８六歩▲７七金上△８七歩成▲同金△同角成▲同玉に△８六香（下図）まで進みました。

▲８六同玉は△８五飛▲７七玉に△８九飛成があります。これは厳しい攻めが決まったかもしれません。

（開始前の山口恵梨子女流二段。「攻める大和撫子」の異名通りの指し回しだ）

（山田女流四段。積極的に攻勢を取っている）

（ステチェンスカ女流初段はうまく反撃に出たい）

（対局再開時の様子。隣は本局と同じ女流王座戦二次予選の渡部愛女流三段－北村桂香女流初段戦）

（中盤戦たけなわ）

（対局再開後の様子。北村女流初段は４筋から攻めをつなげる）

（同じ三間飛車で今年４月のリベンジを狙う北村女流初段）

12時40分になって対局再開。ただ、手番の上川女流二段は13時になっても考え続けており、昼食休憩前と合わせて35分を超える長考に入っています。

そして13時２分、上川女流二段は38分を超える長考で△４三金を着手しました。

（対局再開直後、扇子を手に考える中村女流三段）

（手番の上川女流二段はこのあと13時になっても考え続けていた）

関西将棋会館の▲村田智穂女流二段－△山口恵梨子女流二段戦は12時40分に対局が再開しています。

（村田智穂女流二段が59手目▲８五同歩を着手）

（山口恵梨子女流二段）

（▲８五同歩が指された直後の盤面。手前が後手）

（対局室の様子）

12時、この局面で北村女流初段が約18分考えて、昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡部１時間12分、△北村46分。昼食注文は渡部女流三段が「オムハヤシ・ご飯半分」、「はちみつソフト・ハーフ」（LAITIER）、北村女流初段が「玉子丼・ご飯少なめ」（ほそ島や）。対局は12時40分から再開されます。

（現局面）

（昼食休憩の様子）

▲村田智穂女流二段－△山口恵梨子女流二段戦は58手目△８五歩の局面で昼食休憩に入りました。△８五歩までの消費時間は、▲村田１時間10分、△山口恵49分（持ち時間各３時間、チェスクロック使用、使いきると１手60秒未満の秒読み）。
昼食の注文は村田女流二段が玉子丼と温かいそばのセット（やまがそば、ご飯少なめ）、山口女流二段はおにぎり（やまがそば）。対局は12時40分に再開します。

（昼食休憩の対局室）

（休憩中の盤面）

（タブレットに表示される残り時間）

▲山田久－△ステチェンスカ戦は図の36手目△２四同歩の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲山田46分、△ステチェンスカ１時間12分。対局は12時40分再開です。
対局者の昼食は、山田女流四段は注文なし、ステチェンスカ女流初段は鶏肉のカレーソース煮（Le Carre）でした。

（昼食休憩時の盤面）

（昼食休憩時の対局室）

▲中村真ー△上川戦は図の局面で12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲中村32分、△上川１時間26分（チェスクロック使用）。昼食時の注文は、中村女流三段がLAITIERの「海老グラタン、アイスロイヤルミルクティー」。上川女流二段の注文はありませんでした。対局は12時40分に再開されます。

（昼食休憩時の盤面）

（昼食休憩時の桂の間）