開始準備
対局開始
第10期リコー杯女流王座戦五番勝負第4局
西山朋佳女流王座に里見香奈女流四冠が挑戦している第10期リコー杯女流王座戦五番勝負は、里見女流四冠が第3局を制して2勝1敗とリードし、12月9日(水)の第4局を迎えました。
対局は東京将棋会館「特別対局室」で行われ、10時開始。持ち時間は各3時間。昼食休憩は12時~13時、おやつは昼食休憩時に出されます。先手番は西山女流王座。立会人は中川大輔八段、記録係は鈴木環那女流三段が務めます。
【主催:リコー】
http://www.ricoh.co.jp/
【特別協力:日本経済新聞社】
https://www.nikkei.com/
【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/10/joryu_ouza202012090101.html
本局の中継は棋譜コメントを文、本ブログを康太が担当します。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました
本局の中継は以上で終了です。第4局は12月9日に東京・将棋会館で指されます。そちらもお楽しみに。
※伊藤真五段によるYoutube解説が公開されました。一局の流れだけでなく、盤外の様子もリポートされています。ぜひご覧ください(12月2日追記)。
感想戦(2)
感想戦(1)
終局直後
(勝った里見香女流四冠。女流王座復位、クイーン王座獲得にあと1勝に迫った)
(敗れた西山女流王座はカド番に追い込まれた。女流王座の初防衛に黄色信号)
【里見女流四冠のインタビュー】
――全体の感想をお願いします
里見 早い段階で仕掛けていったんですけど、細い攻めなのでずっと難しいと思ってやっていました。
――桂を跳ねたあたりは?
里見 そこまで自信があるわけではなかったですけど、代わる手も難しくて。攻めていってどうなのかなと思っていました。
――攻めがつながりそうだなと思ったのは、どのあたりですか?
里見 最後に結構踏み込んで、やっているときは読み抜けがないか、ちょっと心配はあったんですけど。飛車を踏み込んで成ったあたりはこちらの攻めが速いかなと思いました。
【西山女流王座のインタビュー】
――一局の内容を振り返ってください。
西山 序盤はまずまずかなと思いながら指していたんですけど、△7三玉と上がったところは暴発してしまったかなと。もうちょっと妥協すれば一局の将棋だったんですけど、突っ張った上に途中で自重してしまって、一方的な内容にしてしまったかなと思います。
――仕掛けられた辺りは?
西山 一局かなと思いました。