2020年12月 1日 (火)
元湯 陣屋(1)
「元湯 陣屋」は大正7年に三井財閥の別荘「平塚園」として始まり、昭和に入ってから温泉旅館として開業しました。将棋・囲碁のタイトル戦は多数開催され、1952年の「陣屋事件」は第1期王将戦第6局で升田幸三八段(当時)が木村義雄名人との香落ち対局を拒否したことを指します。「玄関から呼んでも誰も出てこなかった」のが升田八段の言い分ですが、真相ははっきりしていません。
陣屋の料理は四季折々の食材が使われ、昨夜の会食ではマツタケが提供されました。
近年はIT技術を駆使して経営を立て直したことで知られ、当時の石破茂地方創生担当大臣が視察に訪れたこともあります。
先手優勢
大ケヤキ
延命地蔵尊
鶴巻温泉
「元湯 陣屋」は神奈川県秦野市の南東部に位置しています。最寄駅は小田急線の鶴巻温泉駅で、北口から歩いて5分の距離です。県内では唯一、駅名に「温泉」がつきます。
(北口には西巻一彦氏の彫刻『宿借り(お帰りなさい)』が飾られている)
(弘法の里湯。秦野市第一号泉、つるまき千の湯の2つの源泉が一度に楽しめる。カルシウムを多く含んだ成分の濃い温泉だ。
隣接している建物に、宮永岳彦記念美術館がある。宮永岳彦は洋画家。『光と影の華麗なる世界』と称される美人画で知られ、『ぺんてるくれよん』のパッケージや『小田急初代特急ロマンスカー(3000形SE車)の内外装のデザインも手がけた。実家のある秦野市にアトリエを構え、1946年から15年間にわたり創作活動を続けた。1979年に日本芸術院賞を受賞)
力強い玉上がり
午後のおやつ
先手が回避
先手が▲8五飛と引きました。これは△8四歩に▲9五飛の予定と思われます。
千日手?
図から▲8九飛△8四歩▲9四歩△同銀▲8四飛△8三銀の千日手が指摘されています。