2019年7月 1日 (月)

Joryu_ouza201907010101_3912時、図の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲水町1時間1分、△藤井58分(持ち時間各3時間、チェスクロック使用、切れたら1手60秒未満の着手)。昼食の注文は、両者ともにありませんでした。対局は12時40分に再開します。

Img_0023_h_heya (昼食休憩時の御上段の間)

Img_0025_h_ban (昼食休憩時の盤面)

Joryu_ouza2019070102013812時、図の局面で清水女流六段が6分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲清水59分、△西山59分。昼食の注文は西山女王が「鴨南蛮そば」(ほそ島や)、清水女流六段は注文ありません。対局は12時40分に再開します。

Imgp1674 昼食休憩中の対局室。

Imgp1676 昼食休憩時の盤面(手前が先手)。

※この記事の写真はリコー社の一眼レフカメラ「PENTAX K-3」で撮影しています。

Joryu_ouza201907010101_37直前の△8二玉を見て、水町女流1級は20分以上の熟考後に動いていきました。進行の一例は以下▲3五歩△同歩▲3四歩△同銀▲5四角で、△4一角の受けにも▲3二角成△同角に▲4二金(参考図)と食いつけそうです。棋士室に来訪した脇謙二八段もこの筋や、▲1六角と設置する変化など、攻めに迫力があるとの見解を示しています。

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Img_9942_z_mizu01 (後手陣の隙を突く形で水町女流1級が動いた)

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藤井女流1級が得意のゴキゲン中飛車を採用しました。水町女流1級は超速▲3七銀戦法で対抗しています。22手目△3三同桂は角交換に桂で応じたところですが、これで直前まであった19局の前例すべてから離れました(代えて△3三同銀)。

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11時頃、33手目▲2四同飛の局面で藤井女流1級が10分ほど手を止めています。先手陣は中央の厚み、後手陣はバランス重視、と互いに主張のある戦いです。

Img_0001_z_huji01 (朝の藤井女流1級)

Img_4678 朝、対局室では先に入室した西山が下座に着いていた。席次では女流タイトル保持者の西山が上座だが、大先輩の清水を前に遠慮したようだ。清水は「上座にどうぞ」と勧めたが西山が固辞したので、「それではすみませんが失礼します」と断って上座に着いた。

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Img_4692 清水市代女流六段。

Img_4700 西山朋佳女王。

Img_4705 振り駒の様子。