2018年11月 8日 (木)

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(インタビューのあと、対局者は大盤解説会場に向かった)

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(宮本広志五段とともに一局を振り返る)

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(大勢の参加者が観覧している)

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(対局を振り返る里見香奈女流王座)

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(清水市代女流六段、「本当は泣いてしまいたいくらい」と言いながらも笑顔で挨拶)

14時48分の終局は、第2期第1局(▲本田小百合女流三段-△加藤桃子女流王座、加藤勝ち)の15時38分を更新する、リコー杯女流王座戦五番勝負史上最速の終局です。

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(里見香奈女流王座の寄せが鋭く、速く、控室の関係者はしばらく終局に気づかないほどだった)

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(里見香奈女流王座)

「ゆっくりしていると手厚く押さえ込まれるので、慎重に手を作っていかないといけないと思っていました。▲5五歩(45手目)に△6三銀と指されるとよくわからなかったです。時間を使って、力を出しきることができました。第3局もしっかりと準備をして指したいです」

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(清水市代女流六段)

「序盤は構想通りでしたが、△7二飛がよくばりすぎたかもしれません。▲5五歩(45手目)に△6三銀は▲4五歩と突かれたら自信がなかったので△5五同歩と取りましたが、▲6三銀成(53手目)が読み以上に厳しかったです。まだ△6三銀と辛抱したほうがよかったかもしれません。久々に差をつけられた一局になってしまったので、第3局に向けて、気持ちを切り替えてしっかりと準備したいです」

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(インタビューに答える)

Joryu_ouza20181108010187▲里見香-△清水戦は87手までで、里見香女流王座の勝ちとなりました。終局時刻は14時48分。消費時間は、▲里見1時間13分、△清水2時間0分(持ち時間各3時間)。勝った里見女流王座は連勝でタイトル防衛に近づきました。第3局は11月21日(水)、静岡県静岡市「浮月楼」で行われます。

14時半になり、対局者におやつが出されました。(写真は撮影用のおやつです)

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(里見香奈女流王座の注文はアイスカフェオレ)

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(清水市代女流六段の注文はぜんざい)

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(白玉が3つ入っている)

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(畠山鎮七段がおいしくいただきました)

「これは、対局中にちょうどいいですね。眠気が覚める程よい甘さです。(つるっと完食し)うん、斎藤(慎太郎)王座にも食べてほしいですね」

14時20分頃、里見女流王座は▲5六飛と、銀を取りました。

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△5六同歩ならば▲4一銀があります。△同金とは取れず、△同玉なら▲2二角成があるので後手は△3一玉と引くくらいですが、▲5二成銀(参考図)で寄り形です。

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清水女流六段は飛車を取るのを我慢して△6三銀と成銀を外しました。▲5五角△同角▲同飛と、先手の駒が捌けました。

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(淡路仁茂九段と、弟子の村田智穂女流二段が解説している)

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(淡路仁茂九段)

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(午前よりも来場者は増えている)

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(島井咲緒里女流二段と畠山鎮七段の指導対局も行われている)

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(感想戦で考え込む畠山鎮七段)

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(9時頃、自身が揮毫した色紙に落款を押す森下卓九段)

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(10時過ぎ、色紙に揮毫する宮本広志五段)

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(関係者の昼食)

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(昼食休憩、検討する宮本五段と淡路仁茂九段。淡路九段「攻めるほうが楽しいねえ」)

図は昼食休憩の局面。

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以下、△5五同歩▲同金△5四歩の進行に、控室では驚きの声が挙がります。

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▲6三銀が見えます。▲6三銀に△8二飛は▲5四銀成△同銀▲同金△同金▲同飛と先手の駒が捌けます。
本譜、里見女流王座は3分考えて▲6三銀と打ちました。清水女流六段は△5五歩▲7二銀不成に△5六銀と打ち、5八飛を押さえ込みにかかります。

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現局面は先手が指せると見られています。

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(昼食休憩の盤面)

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(里見香奈女流王座が対局室に戻った)

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(清水市代女流六段は再開直後に対局室入り)

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(再開直後)

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(清水市代女流六段)

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(清水女流六段はすぐに46手目を指さなかった)