加藤勝ち この局面で山田女流四段が投了しました。終局時刻は15時27分。消費時間は、▲加藤1時間21分、△山田2時間41分。 勝った加藤奨励会初段は次戦で西山朋佳女王-伊藤沙恵女流二段戦の勝者と対局します。
終盤突入 局面は終盤に入りました。終局も近そうです。 ここまでは、先手が駒得を広げて迫っていて、ここからの先手の攻めは分かりやすそうです。後手も△4九飛成と、相手の玉に王手できる格好にはなりました。攻め駒は少ない印象があります。(加藤奨励会初段からの攻めは分かりやすい) (山田女流四段は巻き返せるか)
6筋の攻防 山田女流四段は3三角のラインを生かした攻めを繰り出しました。右玉ではよく出てくる攻め筋です。 どちらの玉も6筋におり、その周辺で戦いが起こるのは怖いところ。うまいパンチが入ると、一気に寄せられてしまうかもしれません。 (山田女流四段は玉頭から動いた)
昼食休憩 12時、この局面で山田女流四段が17分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲加藤34分、△山田1時間7分。昼食注文は加藤奨励会初段が「つくね大根煮定食」(みろく庵)、山田女流四段はなし。対局は12時40分から再開されます。
先手が動く 戦型は先手矢倉対後手右玉になりました。 11時17分、先手の加藤桃奨励会初段が▲3五歩と歩をぶつけました。△3五同歩なら▲同角と7九角を活用する狙いでしょう。後手はおとなしくしていると相手の狙いだけ通すことになりそうなので、どこかで反撃するかもしれません。 (先手が動くと同時に、局面も動き出すかもしれない)
戦型は矢倉模様 図は10時30分頃の局面です。戦型は矢倉模様に進んでいます。後手の6三銀型は左美濃急戦や三手角、右玉などの作戦を使うときの駒組みです。(初手▲7六歩を指す加藤奨励会初段) (戦型は矢倉模様になった)