2017年10月25日 (水)

【両対局者のスピーチ】

Photo_65(里見香奈女流王座)

「皆さまこんばんは。明日、対局させていただく里見香奈です。よろしくお願いします。本日はお忙しい中、こんなにたくさんの方々にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
私が高知県に初めて来させていただいたのは小学6年生のときです。というのも、私の師匠の森けい二先生が高知県の出身で、弟子入りをさせていただいてから年に1回、夏の強化合宿で高知県の強豪の方々に教えていただいて、そこで力をつけることができたと思います。なので高知に対局者として来ることができるのは本当に幸せです。
タイトル戦で来させていただくときにいつも思うことは、多くの方の支えがあると実感することで、それが日々の励みでもあります。明日の対局ではそれを力に変えて頑張っていきたいと思います。精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」

Photo_66(加藤桃子女王)

「皆さまこんばんは。このたび挑戦者となりました加藤桃子と申します。本日はこんなにたくさんの方にお越しいただきまして、また前夜祭としてたくさん盛り上げていただいて、本当にありがとうございます。
高知県に来るのは初めてでして、とても楽しみにしていました。東京から来たのですが、向こうでは雨が降っていたんですね。なので少し心配をしていましたけど、高知県に来たら快晴で、これはよい兆しかなと思っています。高知城にも関係者の皆さまと一緒にいきましたが、とても素敵なお城を見ることができてよかったなと思っております。
明日、リコー杯女流王座戦が開幕ということで、里見女流王座と対局することになります。里見さんとは対局する機会が多くて、ライバルという言い方でよいかは分かりませんが、すごく勝ちたい相手です。自分の力を全部を出していければと思います。一生懸命戦いますので、明日はよろしくお願いします。本日はありがとうございました」

Photo_67(花束を受け取る両者)

Photo_68

(書き起こし=虹記者、撮影=武蔵)

【開催地あいさつ】

Photo_37(高橋慎一・高知県知事代理文化生活スポーツ部副部長)

Photo_38(岡崎誠也・高知市市長)

Photo_39(乾杯のご発声は中川竜・日本経済新聞社編集局次長兼文化部部長)

(一部虹記者撮影)

【主催者あいさつ】

Photo_40(古島正・株式会社リコー執行役員)

「リコーの古島でございます。ひと言ごあいさつさせていただきます。
女流タイトルは全部で6タイトルあるんですね。里見さんが5タイトル、そして加藤さんが1タイトルを持たれている。じつは加藤さんは奨励会員で、女流棋士ではないので、オープン戦にしか出場できないんですよね。オープン戦というのは、リコー杯と、マイナビ女子オープンのふたつしかないんです。それを加藤さんは去年までどちらも持たれていたと。そういう意味で、女流の中の頂上決戦が明日からこの高知で始まるということで非常にわくわくしております。
加藤さんは女流王座をこれまで4期も獲られていて、今回勝ちますとクイーン王座で別格の称号を与えられると。それを里見さんが止めて、最後のタイトルである女王も狙いにいくのか。加藤さんがオープン戦ですべてトップになるのか。そういったところで期待の高まる今シリーズでございます。
このあとの各種イベントも楽しんでいってもらえればと思います。どうもありがとうございました」

Photo_41(森内俊之・日本将棋連盟専務理事)

「皆さんこんばんは。ご紹介にあずかりました、日本将棋連盟の森内俊之でございます。本日はお忙しい中、第7期リコー杯女流王座戦五番勝負第1局の前夜祭にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
リコー杯女流王座戦は、先ほどもお話にありましたとおり、完全オープン制ということが大きな特徴の、将棋界最高峰の女流タイトル戦です。今期は女流プロ、アマチュア、奨励会員も含めて130名以上の参加をいただきました。その中で加藤桃子女王が勝ち上がりまして、昨年に引き続いての対戦ということになりました。
いままでのこの棋戦を振り返りますと、加藤女王が4回優勝、そして里見女流王座が2回優勝ということで、おふたりの強さが際立っています。今回は女流棋界にふたりしかいないタイトルホルダー同士の対戦ということで、女性の世界一を決める対局といってもよいのかなと思っています。こちらの会場ではイベントが開催されますけれども、そのほかにも各種メディアで取り上げられますので、注目を集める対戦になるのではないかと思います。
明日からの熱戦を期待いたしまして、私からのあいさつに代えさせていただきます。本日はどうもありがとうございます」

(書き起こし=虹記者、撮影=武蔵)