以上で本局の中継を終わります。ご観戦ありがとうございました。

▲室谷－△香川戦は17時33分、130手で香川女流三段が勝ちました。消費時間は▲室谷２時間59分、△香川２時間42分（持ち時間は各３時間）。

図は中盤戦たけなわ。後手が攻め、先手が受ける展開が続いています。後手の玉が手つかずで堅く、「先手が大変な将棋」といわれています。

（対局再開直前、盤の前で考える室谷女流二段）

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

14時30分、52手目△５五歩で戦いが始まりました。▲同歩△６五歩（図）まで進んでいます。開戦したばかりなので、形勢が動くのはこれからですが、序盤は後手不満なしの展開だったといえそうです。

（香川女流三段、昼食憩明けの表情）

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

８月１日（火）～８月２０日（日）の期間中、日本将棋連盟は『レンタルスペースさくら　千駄ヶ谷北参道』でイベント・教室等を開催しています。東京・将棋会館から徒歩１分程度です。

【千駄ヶ谷ふれあい将棋ひろば－指導対局、ビギナーズセミナー、奨励会にアタック！】
https://www.shogi.or.jp/event/2017/08/post_1510.html

（レンタルスペースさくら　千駄ヶ谷北参道）

（本日はビギナーズセミナー）

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

（12時35分、室谷女流二段が盤の前で考えていた）

（再開の時間になり、▲９六歩を着手）

（香川女流三段は再開からしばらくして着席）

（▲９六歩に△３三銀上と進んだ）

図の局面で室谷女流二段が11分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間。消費時間は▲室谷48分、△香川54分（持ち時間は各３時間）。室谷女流二段の出前注文は「冷やし中華」（ほそ島や）、香川女流三段は「本鴨南ばんそば」（みろく庵）。

（休憩中の対局室。対局者の好みで座布団を入れ替えることはよくある）

（後手陣は居玉で袖飛車。駒は富月作の菱湖書）

（本日は快晴）

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。

室谷女流二段は三間飛車から袖飛車にシフトチェンジ。対居飛車穴熊で指されることの多い作戦で積極的です。

香川女流三段は右銀を４四に配置して対抗。▲３五歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛には△２四角を見ています。

（室谷女流二段）

戦型は先手三間飛車、後手居飛車の対抗形。先手は居玉で駒組みを進めています。両者とも序盤から時間を使い、スローペースの進行となっています。

（香川愛生女流三段）

（室谷由紀女流二段）

（香川女流三段の振り歩先で振り駒。結果はと金が３枚。室谷女流の先手）

（対局開始直前）