▲室谷-△山口絵女流1級戦は室谷女流二段が勝ちました。終局時刻は14時45分。消費時間は、▲室谷1時間40分、△山口2時間23分(チェスクロック使用)。勝った室谷女流二段は本戦進出を決めました。
▲室谷-△山口絵女流1級戦は室谷女流二段が勝ちました。終局時刻は14時45分。消費時間は、▲室谷1時間40分、△山口2時間23分(チェスクロック使用)。勝った室谷女流二段は本戦進出を決めました。
図は60手目、山口絵女流1級が△3九角と強手を放った局面。▲3九同金に△7八竜が狙い筋です。
そして十数手進んだ局面。技を掛けにいった山口絵女流1級でしたが、▲4六馬と引き揚げた現局面は馬が手厚く、形勢は先手優勢になった模様です。
12時、図の局面で室谷女流二段が5分使って昼食休憩に入りました。△9四歩までの消費時間は、▲室谷59分、△山口1時間0分(チェスクロック使用)。昼食注文は室谷女流二段が「冷やし中華」(ほそ島や)、山口絵女流1級が「ミックス雑炊」(みろく庵)。対局は12時40分から再開されます。
室谷女流二段が四間飛車を採用して対抗形の将棋に。後手が急戦を匂わせる駒組みから玉の固め合いとなりました。そして、直前の▲3七桂に対して山口絵女流1級は隙ありと見て仕掛けていきました。機敏な仕掛けとなるか、はたまた室谷女流二段の誘いの隙なのか、午前中から目が離せない展開となりました。
(室谷女流二段の初手は▲7六歩)
(山口絵女流1級の2手目は△3四歩)
(3手目に室谷女流二段が目を閉じて少考)
(対局場は香雲で行われている)
※この写真の撮影には、PENTAX K-3 II を使用しております。
第7期リコー杯女流王座戦二次予選が進行中。6月13日(火)は、室谷由紀女流二段-山口絵美菜女流1級の対局をお送りいたします。勝者は本戦に進出する重要な一戦です。対局場は東京・将棋会館。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。使いきると1手60秒未満の秒読み。先後は振り駒によって決定されます。両者とも森信雄七段門下の姉妹弟子。同門対決を制するのはどちらでしょうか。
本局の中継は玉響が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【棋譜中継リンク】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/7/joryu_ouza201706130101.html