2014年7月25日 (金)
鳩森八幡神社
さばきを狙う
戦型は先手中飛車。西山奨励会初段は金を左翼に配置するバランス型ではなく、中央に活用して玉を固める駒組みを選んだ。大駒がさばければ美濃の堅さが生きてくる。対して清水女流六段は7筋から動きを見せた。上図から△7五歩▲同歩△同飛▲7九飛△7二飛▲6五歩で下図。
▲6五歩は振り飛車がさばきを狙う基本的な筋。△6五同歩は▲2二角成△同玉▲7二飛成でそれまでとなる。それにしても西山奨励会初段は決断が早い。今期本戦1回戦は消費時間わずか19分で本田小百合女流三段を倒している。清水女流六段としては先手のさばきを押さえ込み、西山奨励会員が力を出せないような展開にしたい。
対局開始
振り駒
朝の様子
清水-西山戦は本日10時開始
2014年7月25日(金)は第4期リコー杯女流王座戦・本戦2回戦、清水市代女流六段-西山朋佳奨励会初段戦を中継する。対局場は東京・将棋会館の「銀沙」。対局開始は10時。持ち時間は各3時間。先後は振り駒で決定する。
両者は初手合い。清水は4回連続の本戦出場。第1期は五番勝負に進出した。西山は2回目の本戦出場。第2期は2回戦で敗れた。
棋譜・コメント入力は八雲、ブログは牛蒡が担当する。
2014年7月24日 (木)
本日の記録用紙
感想戦の様子
伊藤奨励会1級 「リコー杯はベスト4が最高成績なので、準決勝に勝ち進みたいと思っています。しかし、次はどちらが勝ち上がってきても強敵。とにかく、いい将棋が指すという気持ちで挑みたいと思います」
本局に勝利した伊藤奨励会1級は、清水市代女流六段-西山朋佳奨励会初段戦の勝者と準決勝を戦う。
※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。
終局直後の様子
(敗れた中井女流六段。感想戦が始まると、思わずため息がこぼれていた)
※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。