第４期リコー杯女流王座戦は二次予選が進行中。本日は中村真梨花女流二段－渡部愛女流初段（ＬＰＳＡ所属）戦が東京･将棋会館「飛燕」にて10時に開始される。

インターネット中継は棋譜・コメント入力が紋蛇、ブログを吟が担当する。本日はよろしくお願い致します。

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。

次回は明日17日（火）、中村真梨花女流二段－渡部愛女流初段戦を中継する。お楽しみに。

―― 本局を振り返っていかがでしたか。
矢内　対局前は居飛車穴熊を予定していたのですが、山根さんの出方を見ているうちに気が変わって本譜の作戦にしました。中盤はうっかりした手もあって大変でしたが、大きな損にならなかったのは幸運だったと思います。終盤で先手玉に食いついてからは、順調に寄せることができて良かったと思います。

―― 第１期以来の本戦出場です。
矢内　予選から戦うというのは、勢いがつく面もありますが、やっぱり厳しい戦いなので、本戦に出場することができて良かったです。本戦では欲張らずに一戦一戦を大事に頑張りたいと思います。

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。

――本局を振り返っていただけますか。
中井　歩を２枚持って玉が堅かったのでペースを握っているのかなと思いました。戦いになればと考えていました。ただ▲９五香（91手目）は甘かったです。△５三角（92手目）～△７五歩でちょっと焦りました。右辺に逃げられる可能性があったので。

――勝ちを意識した局面は？
中井　▲６四桂（99手目）と打って、端に殺到できるのでいけるかなと。▲８五桂（103手目）と跳ねて▲７五角（107手目）と飛び出した辺りですね。
――４期連続の本戦入りとなりました。本戦での抱負をお願いします。
中井　最近は内容がよくなく、見落としが多くて、本局もヒヤヒヤしていたのですが。持ち時間が３時間がありますので、本戦は落ち着いて指せればと思っています。

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。

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162手まで、矢内女流五段が勝って、第１期以来の本戦出場を決めています。
終局時刻は17時８分、消費時間は両者３時間を使い切りました。

※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。

125手まで中井女流六段が勝ち、４期連続の本戦入りを決めた。