本局の使用駒
開戦は歩の突き捨てから
13時28分、▲3七角に時間を使っていた中村女流二段が△4六歩と歩の突き捨て。▲4六同角は△同飛▲同歩△3九角▲6八飛△6六角成▲同金で△5七銀の筋がある。▲4六同歩のときにどうするのか。
(『マリカ攻め』の異名を持つ中村女流二段。本局も動いていった。攻めは繋がるのか)
図からしばらくして▲4六同歩に△6四歩が着手された。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
対局再開
(深い前傾姿勢の中村女流二段。しばらく考えそうな雰囲気だった)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
昼食休憩に入る
△5三銀と引いた局面で昼食休憩に入った。消費時間は▲渡部女流初段1時間7分、△中村女流二段1時間4分。対局は13時に再開される。
(休憩時の対局室。今日は隣の「銀沙」は対局が行われていない)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
二次予選はチェスクロック方式
リコー杯女流王座戦の二次予選はチェスクロック方式で持ち時間は3時間。使い切ると60秒未満の着手になる。
開始前のチェスクロックは9時の位置に合わせられている。赤い旗が落ちて12時の位置にくると持ち時間を使い切ったことになる。チェスクロック方式はたえず時計が動き続けるため、切り捨てがない。
二次予選はチェスクロック方式だが、本戦はストップウォッチ方式の持ち時間3時間で行われる。ストップウォッチ方式は60秒未満の着手は切り捨てとなる。
写真は先後が決まり対局者氏名を記録用紙に書き込む大瀧6級。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
本日の対局立会人
戦型は後手の四間飛車
戦型は中村女流二段の四間飛車。△4三銀に対し、やや時間を使って渡部女流初段は▲6五歩と位を取った。△4四銀と上がらせて駒組みを進めるつもりのようだ。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
対局開始
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
対局開始直前
(記録係の大瀧莉央6級(15歳、真田圭一七段門下)が中村女流二段側の歩を5枚取る。中村女流二段の振り歩先。歩が多くでれば中村女流二段の、と金が多くでれば渡部女流初段の先手になる)
(振り駒を見る両対局者。振り駒の結果、と金が4枚でて渡部女流初段の先手に決まった)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。