2013年7月11日 (木)

先手、意を決した勝負手

後手玉が3枚の金銀に守られているのに対して、先手玉に守り駒はなく非常に危険な状況。
後手に駒を渡せば詰みもあるような局面だったが、不利が囁かれていた清水女流六段はそのリスクを承知で▲6二角成と勝負に出た。

139_24五桂が効果的に利いており、先手玉には△8六銀▲7八玉△8七角▲6八玉△5七金以下のような順の詰み筋が生じている。


先手は、▲6二角成からどのような後続手を用意しているのだろうか。