2013年7月 5日 (金)
上田初美女流三段-山口恵梨子女流初段戦
おはようございます。
7月5日(金)は第3期リコー杯女流王座戦本戦1回戦から、上田初美女流三段-山口恵梨子女流初段戦をお送りします。
対戦成績は上田4勝、山口2勝。女流王座戦では初手合いとなります。
本局の棋譜コメントは吟記者が、ブログを野辺が担当します。
よろしくお願いします。
2013年7月 4日 (木)
棋譜
感想戦
(島朗九段が感想戦を聞いていた)
(52手目△6六角に代えて、△7一飛と引くべきだったかなぁと鈴木女流二段)
(感想戦は17時30分過ぎに終了した)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
終局直後
鈴木女流二段が勝利
▲中村真-△鈴木戦は16時59分、100手で鈴木女流二段が勝ちました。
消費時間は▲中村2時間55分、△鈴木2時間23分(持ち時間、各3時間)。
勝った鈴木女流二段は2回戦に進出しました。
勝負手
中村真女流二段は▲1五飛と勝負をかけました。
ここで△同香は▲1三歩△2一玉(△同玉は▲1四歩△同玉▲4七馬)▲1五香から逆転しそうだと言われていますが、
現局面から△3九銀が激痛。
「これは良い手だねぇ」と大野七段。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
中村は残り21分
強い人
依田六段は△4四馬や△2五銀と受けの手を候補にあげていましたが、
鈴木女流二段は△6六馬と攻めの手を指しました。
「そうなんだよね。強い人はこう指すんだ」と依田六段。
△2五銀は▲1四歩△同歩▲1三歩といった端攻めを気にした手ですが、
△6六馬に▲1四歩△同歩▲1三歩は△2五桂(変化図)が攻防手。
後手玉の逃げ道を作りながら、先手玉に△3九銀からの詰めろをかけています。
再度「いやぁ、強い!」と依田六段はつぶやきます。