2012年11月10日 (土)

48_2右桂をさばいた先手に対して、加藤女流王座は△7五歩▲6六歩△7六歩▲同銀△4九角と反撃した。
ちなみに大盤解説会では▲7六同銀の局面で「次の一手」クイズが出されたそうだ。候補手は△4九角以外に、△8六歩、△7四歩、△6三金、△6三銀、△4五銀直。非常に手の広い局面だったようだ。その中でも△4九角は攻めを重視した一手と言える。


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(昼食休憩明けの加藤女流王座)

対局者にはケーキが2つずつ出される。
加藤女流王座は「少し早めに」とリクエストしたそうだ。
盤上は緊張感を増している。15時過ぎでは食べている時間がないかもしれない。

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(プリンセスとガトーショコラ)

40再開後の一手は▲4五歩。角換わりでは定番の仕掛けで開戦した。ただし定跡形とは微妙な形の違いがある。

観戦記担当の島九段は次のように解説する。



<39手目コメントから抜粋>
「△4五同歩▲同桂には△4六歩がひとつの手筋ですが、これは▲3三桂成△4七歩成▲3二成桂△同玉▲4七銀△3九角▲2七飛(参考1図)で先手よしです。このとき△1五桂がないんですね。(手順中▲3三桂成に)△同桂は▲4八金△4四桂▲2七飛(参考2図)でこれも先手よしです」(島九段)

参考1図で△5七角成には▲6八金打で先手陣が堅い。

40s

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(検討風景。いきなり終盤になる変化もあり、島九段は頭を抱えていた)

午前中は棋道部で指導対局が行われた。

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(安食女流初段)
E0032
(矢内女流四段)
E0027
(青野九段)
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(プロ棋士の色紙や棋書が置かれている)
E0057_2
(故・廣津久雄九段は青野九段の師匠)