開始前の対局室 9時45分頃、すでに西山奨励会2級は対局室で下座に座っていた。 9時53分、里見女流四冠が到着。 記録係の古森悠太初段(16歳、小林健二九段門下)が里見女流四冠の振り歩先で振り駒を行う。歩が4枚出て里見女流四冠の先手に決まった。 駒を並べ直して、対局開始の合図を待つ。 (虹)
里見女流四冠-西山奨励会2級戦 おはようございます。第2期リコー杯女流王座戦本戦トーナメントより、里見香奈女流四冠と西山朋佳奨励会2級の一戦をお送りする。対局は関西将棋会館にて、7月24日(火)10時開始予定。持ち時間は各3時間。先後は振り駒にて決定する。なお勝者は3回戦で清水市代女流六段との対戦が決まっている。 本局の中継は棋譜・コメント入力を若葉記者が、本ブログを虹が担当致します。どうぞよろしくお願い致します。 (虹)
清水女流六段、押し切る 図の▲7二とを見て中井女流六段が投了を告げた。後手は先手玉に迫るには戦力不足で、先手の攻めも厳しく攻防ともに見込みがない。終局時刻は15時55分。消費時間は▲清水2時間8分、△中井2時間21分。後手の仕掛けを厳しくとがめた清水女流六段は築いたリードを広げ、そのまま押し切って勝利。見事な指し回しでベスト4進出を決めた。 (文)