2012年6月21日 (木)

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(本田小百合女流二段)

――序盤を振り返ってみていかがですか?

本田女流二段 序盤は良いと思っていましたが、ギリギリのところで受けられて△1一玉(58手目)と入ったのですが、△8六歩の仕掛けもあったようですが、▲7四歩△8七歩成▲6六角で一局の将棋ですね。結果的には穴熊に入って良かったと思います。

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――優勢を意識した局面は?

本田女流二段 △4八金(114手目)と打って勝ちかなと思ったのですが、▲7七竜で「あっ」となって、どう応急処置をしようかなと考えていました。ただ先手陣も受けにくい形なので、もう一勝負かなと感じていました。△3八成桂(162手目)で自玉は詰みはないはずなので大丈夫かなと思いました。

――本戦での目標をお願いします

本田女流二段 一局一局、勝てるようにように頑張りたいです。インターネット中継でみなさんに見て頂いているので、変な将棋を指さないようにしたいですね(笑)。

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(インタビューを受ける石橋女流四段)

――本局を振り返って

石橋女流四段 40手目△5五桂はあまり見ない筋ですが、この形では有効かなと。42手目△3八歩と打って、▲2八銀△2七歩の変化が大丈夫なら良くなっているかもしれません。

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――本戦に向けて

石橋女流四段 本戦入りとなりましたが、まだ1回戦なので。少しでも上に行けるようにがんばります。女流王座戦は持ち時間が3時間と長いので、しっかりと時間を使って、暴発しないように指したいと思います。

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_122png ▲矢内-△本田戦は一時は混戦になったと言われていましたが、どうやら後手が残しているようです。 図は両金取り。矢内女流四段は▲5七角と受けましたが、△同角成▲同銀△5六歩▲4六銀上に再度の△7五角が決まりました。