2012年6月18日 (月)

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△4一歩と打った局面で12時10分となり昼食休憩。昼食休憩までの消費時間は▲竹部女流三段37分、△中村女流1級1時間32分。昼食の注文は竹部が玉子とじうどん(みろく庵)、中村は注文なし。対局は13時に再開する。

(吟)

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図は竹部女流三段が駒損を回復すべく▲4四桂と打った局面。△4一銀は▲4三歩があり、△4三銀は6一の金が取られてしまう。したがって銀が逃げることはできない。△7二銀と締まり▲5二桂成は△同金寄で美濃囲いが完成する。2一の桂を取らせたことによりさばけたと見れば、振り飛車も指せる格好か。

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先行を許した中村女流1級だが、中盤で力を発揮してきた。

(吟)

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華々しく角・銀が換えられ、▲4四同飛とした局面。先手は次の▲4一飛成が6一の金に当たる。後手は歩切れであり、受け方が難しい。早くも先手が1本取った形に見える。図の局面で中村女流1級の手が止まっている。

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お得意の早指し、速攻で先行した竹部女流三段。

(吟)

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中村女流1級の四間飛車に対し、竹部女流三段は右四間飛車で迎え撃つ。図は開始から30分の局面だが、すでに竹部女流三段が仕掛けている。早指しでならす竹部女流三段、本局でも速攻だ。ただし右桂が使っていない攻めなので、成立するかどうか。

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積極果敢に攻める竹部女流三段。

(吟)

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定刻の10時ちょうど、礼がかわされる。

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先手に決まった竹部女流三段、初手は▲7六歩。

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中村女流1級の2手目は△3四歩。

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竹部女流三段の3手目は▲6八玉。居飛車にされると当たりがきついと言われている手であるが・・・・・・。
振り飛車党の中村女流1級に対して、居飛車をやってきてもいいですよと言っている。

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3手目までの盤面。▲6八玉に中村女流1級はしばし手を止めていた。

(吟)