2012年6月28日 (木)

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本日の中継は以上です。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。
次回の中継は6月29日(金)村田智穂女流二段-西山朋佳奨励会2級戦です。
二次予選、最後の一局となります。お楽しみに。

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――本局を振り返って仕掛けの辺りの形勢判断はいかがですか?

鈴木女流二段 穴熊だったのですが△8八歩(56手目・1図)と打った局面は自信がなかったです。自玉は堅いことは堅いのですが……。消去法で△8八歩を選びました。

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――優勢もしくは勝ちを意識した局面は?

鈴木女流二段 ギリギリの勝負が続いたのですが△4六歩(78手目)~△3六歩(80手目・2図)と打つことが出来て、これは先手玉は捕まるかなと。勝ちを意識したのは▲6八桂と桂を使わせて△2八香成(86手目)としたところです。

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――本戦での抱負を聞かせて下さい。

鈴木女流二段 リコー杯では前期二次予選の岩根忍女流二段戦ではちょっと体調を崩してしまって悔しい思いをしたので、今期は体調管理も含めて万全で挑みたいと思います。前期の分まで精一杯ぶつけたいと思います。

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_83png鈴木女流二段が先手玉を追いつめています。

先手は▲2三歩成△同金▲1五桂が詰めろになりますが、その手がまわってきません。また、仮に▲1五桂が入っても、△3三金と逃げられて詰めろを続けるには駒が足りない。

形勢は後手勝勢。青野九段と中尾五段は図から△9八飛の合駒請求を予想しています。


_76png局面は終盤。互いに駒を繰り出して攻め合いを目指しています。

「(図の)△2六香は厳しい手です。先手は▲2三歩成△同金▲2四歩の攻めがありますが、そこで後手は手抜いて一気の寄せを目指すと思います」(中尾五段)


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(勝負手を繰り出して攻め合いを目指した室谷女流初段)

_65png室谷女流初段は▲2四歩(図)と穴熊の急所を攻めました。しかし将来の△2五香が厳しく、▲2三歩成も△2七歩が生じるため、非常にリスクが高い手です。▲2四歩は室谷女流初段の勝負手と言ってもいいでしょう。

対して鈴木女流二段は66手目△4三桂。2枚の桂が3筋と5筋を支えて手厚くなりました。中継室を訪れた青野照市九段は△4三桂を見て「(穴熊らしい)雰囲気が出ているね」と感想を述べました。穴熊が勝ちやすい将棋と評判です。


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(中継室を訪れた青野照市九段)
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(青野九段と中尾五段は故・廣津久雄九段門下の兄弟弟子)