2011年8月12日 (金)

伊藤沙恵奨励会2級インタビュー

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Q 本局を振り返っていかがでしたか

 A 竹部さんは攻め将棋のイメージで記録を取っていても早指しだったので、どんどん指されると思っていました。早くから仕掛けられて定跡形ではなく力戦となって一手一手が難しかったです。

Q ▲1二馬(49手目)は昼食休憩を挟んでの大長考となりました。ここではどんなことを?

 A ▲1二馬と取ると△8二飛と引かれて馬に当たってしまいます。間違えてしまうと取り返しがつかなくなり、リスクがある局面なので時間を使いました。

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Q 優勢を意識した局面は?

 A ▲5三香(55手目)と打って、金が取れる局面になってよくなったかなと感じました。

Q 準決勝に向けての抱負をお願いします。

 A いつもと同じなんですが、力を出し切れるように頑張りたいです。

最後に「写真を撮られるのは慣れましたか?」と聞かれると、「写真はまだちょっと苦手なんです」と申し訳なさそうに笑ってインタビューが終了しました。

(聞き手・吟、写真・八雲)

本局の中継はこれで終了いたします。ご観戦誠にありがとうございました。
次回中継は8月18日(木)岩根忍女流二段-加藤桃子奨励会2級戦を予定しております。どうぞお楽しみに。

(八雲)