2011年7月14日 (木)
投了図
図の局面で甲斐女流王位が投了を告げました。以下(1)▲5八同金には△2七飛成▲同玉△4九角▲3八銀△2六歩▲同玉△3五金▲1七玉△2六銀▲2八玉△2七銀▲同銀△同銀成▲3九玉△3八銀までの詰み。(2)▲3八金打も△2七飛成▲同玉△2六歩▲同玉△3五角▲2七玉△2六歩▲2八玉△2七金▲3九玉△2八銀▲同金△同金までの詰み。
終局時刻は16時30分。消費時間は▲甲斐2時間42分△中井2時間21分。勝った中井女流六段は本戦トーナメントベスト8に進出しました。
(八雲)
中井女流六段の勝利
先手石田流対後手左美濃の対抗形となった本局は80手を持ちまして中井女流六段が勝利しました。
(馬谷)
中井女流六段 自陣飛車を放つ
図は16時少し前の局面。中井女流六段は角取りに△2一飛と自陣に飛車を放ちました。後手の攻めを切らしにかかった一手で、甲斐女流王位は攻めの継続手段がいっそう難しくなっています。
(八雲)
先手に継続手段があるか
図は15時20分頃の局面。先手は銀桂交換で少し駒損。7七桂の働きも悪く、攻めの継続が難しいといわれています。甲斐女流王位はここでうまい手を繰り出せないと、苦しくなりそうです。
(八雲)
将棋会館の外
14時頃の局面 決戦間近
図は14時頃の局面。甲斐女流王位の▲7四歩で先手の飛角にいっぺんに活が入りました。中井女流六段はここで20分ほど考えていましたが、14時7分頃に△4五桂としました。これは大決戦になりそうです。
消費時間は▲甲斐1時間38分△中井1時間6分。
(八雲)
対局再開
昼食休憩中の対局室
昼食休憩
図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲甲斐1時間13分△中井40分。昼食の注文は両者ともにありませんでした。対局は13時に再開します。
(八雲)