2011年7月21日 (木)
石橋女流四段が考慮中
石橋女流四段の作戦は斜め棒銀
図は29手目▲3五歩の局面。持久戦にするか急戦にするか作戦の岐路となる局面で石橋女流四段は急戦を決めて、すらすらと局面が進んでいます。石橋女流四段の指し方は、7九銀を4六に繰り出すことから斜め棒銀と呼ばれています。
居飛車穴熊が多い時代にあって少なくなってきた指し方です。
対局開始
伊藤奨励会2級の作戦は三間飛車
石橋女流四段の先手で始まった本局は伊藤奨励会2級が△3二飛と振って三間飛車に構えました。石橋女流四段が持久戦と急戦のどちらを採用するか。
対局準備
トーナメント表
2011年7月20日 (水)
石橋女流四段-伊藤奨励会2級戦は本日10時開始
2011年7月14日 (木)
中井広恵女流六段インタビュー
―― 一局を振り返っていただきます。
中井 途中の▲4四歩(43手目)から変化の少ない将棋になり、形勢判断が難しい将棋でした。▲4四歩に代えて▲5六銀と引かれても大変だったと思います。
―― 中盤から甲斐女流王位の攻めを受ける展開になりました。良くなったと思ったのはどのあたりでしょうか。
中井 △2一飛(68手目)と打って玉頭を攻める順で少し残しているかなとは思っていましたが、銀を渡してしまうので最後まで分かりませんでした。
―― これでベスト8に進出です。
中井 一局一局、自分らしい将棋を出していきたいと思います。
―― 最後に、ファンの方に向けて一言お願いします。
中井 近年はタイトル戦に出ていないので、頑張りたいと思っています。
(聞き手・馬谷 写真・八雲)