▲中村－△山口戦は図の45手目▲３九玉の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は中村47分、山口１時間３分。対局再開は13時です。駒組みが完了しつつあり、互いに攻めを狙おうとしています。
2011年7月11日 (月)
今日の千駄ヶ谷
11時過ぎの局面
11時過ぎ、消費時間は▲中村36分、△山口11分。記者が棋譜を返しにいくと、
両対局者ともに席を外していた。指し手が早いが時間は中終盤に取っておくと
言うことだろう。山口女流初段は本戦入りを決めたあと「３時間の将棋ではここ
まで１つしか勝てていなかったので（注・持ち時間3時間の将棋は、女流ではタイ
トル戦以外では最長）、克服できるよう頑張りたいと思っています」と語っていた。
（吟）
10時50分頃の局面
対局開始から50分。相振り飛車で先手は矢倉へ、後手は穴熊に。
先手は▲３九玉・後手は△８二銀と指したいが、互いに攻めの手を指し進める。どこかで入れたい指し手ではあるだろう。
（吟）
対局開始前の様子
開始前、両対局者とも引き締まった表情。
記録係の平井奈穂子研修会員が中村女流二段の振り歩先で
振り駒を行い、歩が４枚出て中村女流二段が先手となった。
先後が決まり、棋譜用紙に書き込む平井研修会員。
開始直前、緊張感が走る対局室。
（吟）
対局開始
相振り飛車へ
中村女流二段の先手で始まった本局は指し手がスラスラと進み、山口女流初段の三間飛車、中村女流二段の向かい飛車による相振り飛車となりました。図以下△７二金▲４八玉△９二香と進み、山口女流初段は穴熊を目指しました。
（銀杏）
おはようございます
おはようございます。第１期リコー杯女流王座戦本戦、
中村真梨花女流二段対山口恵梨子女流初段戦は東
京・将棋会館「銀沙」にて10時より開始されます。棋譜・
コメント入力が銀杏記者、本ブログを吟が担当します。
本日は１日よろしくお願い致します。
（吟）
2011年7月 7日 (木)
感想戦（３）
感想戦は序・中盤を中心に40分ほど行われた。
（一礼して終了。本日はご観戦ありがとうございました）
（若葉）
感想戦（２）
勝った岩根女流二段。
次戦は千葉涼子女流四段－加藤桃子奨励会２級の勝者と戦う。
＜終局後インタビュー＞
―― まず本局を振り返ってください。相振り飛車になりましたが、予定の作戦ですか？
はい。相振り飛車になると思っていました。
―― 本局はどの辺りで手応えを感じられましたか？
71手目▲９三桂成と香車を取れた辺りです。
―― 次戦に向けて抱負をお願いします。
普段と変わることなく、一局一局を大切にして力を出し切りたいと思います。
―― 最後に、ファンのみなさんに一言お願いします。
いつも中継を見ていただいてありがとうございます。良い将棋を見せられるようにがんばります。
（若葉）