2011年7月21日 (木)

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―――本局を振り返って、いかがでしたか。
「対局は緊張していました。序盤は悪くなってしまった。(96手目)△8六桂のあたりは序盤がひどかったことを思えば、良くなったと思いました。最後は時間があったので焦らないように気を付けました」

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―――数日前にマイナビ女子オープンの予選で負けてしまいました。

「マイナビで負けたことは自分のせいですが、相当悔しかった」

―――チェスクロックではない3時間の将棋を指した感想は

「二次予選のときのチェスクロックよりも時間が残りました。終盤で時間が残っていたので落ち着いて指せました」

―――ベスト8に進出しました。

「相手が強敵ばかりなので頑張らないといけません。悔いの残らないようにしたいです」

―――ファンに向けてひと言お願いします。
「次も自分の将棋を指して力を出し切りたいです」

(聞き手・銀杏、写真・八雲)

以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦誠にありがとうございました。

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【感想戦のポイント】

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36手目(左上図)から本譜は▲3四歩。感想戦では▲5四歩(右上図)の垂らしで先手良しとされました。以下(1)△6三金なら▲3四歩△同銀▲2二歩(左下図)で5五銀が安定しています。(2)△3五歩なら▲6四銀△5四銀▲3四歩(右下図)と攻めることができました。
「良くできそうな気がしていたが、本譜はさえなかった」と石橋女流四段。

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(八雲)

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(しばらくの間は口頭で感想戦が行われていた)

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序盤飛車を四間に振り直したあたり(36手目)はひどかった、と伊藤2級。

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序盤の有利を生かし切れず、残念そうな石橋女流四段。

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盤面は36手目に戻されて検討が始まりました。

(八雲)

Ricoh20110721_132 第1期リコー杯女流王座戦本戦1回戦 ▲石橋幸緒女流四段-△伊藤沙恵奨励会2級戦は17時42分、132手で伊藤2級の勝ちとなりました。消費時間は石橋2時間59分、伊藤2時間42分。
伊藤2級は2回戦で矢内理絵子女流四段-竹部さゆり女流三段戦の勝者と対戦します。

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16時10分頃の中継画面。局面は終盤に入っています。図の▲7五歩が鋭い勝負手で、形勢は混沌としてきました。詰むや詰まざるやの難解な最終盤が予想されています。▲7五歩の局面までの消費時間は▲石橋2時間28分、△伊藤1時間53分。

(八雲)

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図は先手が▲9五歩△同歩と端に味をつけてから▲6六角と銀取りで角を据えたところ。一連のさばきは後手がうまく立ち回ったといわれていました。先手は端攻めに出るには持ち歩の数がやや心もとない状況ですが、自陣に△2八角のキズも残る先手は尋常な手では形勢を損ねると見たのでしょう。実戦的に端に嫌味をつけて、勝負勝負と迫っています。

(八雲)

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14時50分頃の盤面モニター。後手の伊藤2級が△4五歩と突いて大さばきに出た。この手を見た石橋女流四段が長考中に15時を回った。消費時間は▲石橋1時間51分、△伊藤1時間31分。

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振り飛車らしいさばきを見せた伊藤2級(朝の表情)。

(八雲)