快勝に笑顔がこぼれた千葉女流四段。
両者の手が動いて感想戦が始まった。
東日本大会・一次予選と快進撃を見せた室谷アマだが、
本戦出場はならなかった。
（吟）
2011年6月20日 (月)
千葉女流四段、勝利。本戦トーナメントへ進出
図の▲６一銀を見て室谷アマが投了を告げた。以下は△６三玉▲５二銀不成△５四玉▲４三角△６四玉▲６三金が一例で、どう逃げても後手玉は詰んでいる。終局時刻は14時15分。消費時間は▲千葉1時間12分、△室谷1時間59分。
（文）
▲中村－△井道戦（14時頃の局面）
▲中村真梨花女流二段
△井道千尋 女流初段
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △５四歩 ▲６六歩 △３二飛
▲７八飛 △４二銀 ▲６八銀 △３五歩 ▲６七銀 △３六歩
▲２八銀 △６二玉 ▲３八金 △５三銀 ▲５八金 △７二玉
▲４六歩 △８二玉 ▲４七金左 △３七歩成 ▲同 銀 △９二香
▲４八玉 △９一玉 ▲３九玉 △８二銀 ▲９六歩 △１四歩
▲１六歩 △７二金 ▲９五歩 △５一金 ▲７四歩 △同 歩
▲同 飛 △７三歩 ▲７六飛 △６二金上 ▲７七桂 △３四飛
▲６五歩 △５五歩 ▲６六銀 △５六歩 ▲同 歩 △５八歩
▲４八銀 △４四歩 ▲３六歩 △４五歩 ▲７九角 （図）
（吟）
今日の鳩森八幡神社
奥に見えるレンガ色の建物が東京・将棋会館。
４階が対局室、中継は５階で行っている。
（吟）
千葉女流四段優勢
図は▲６四歩に対して△同銀と取った局面。千葉女流
四段が鋭い攻めを繰り出している。ここから▲６三金△
５五角と進行した。
（吟）
午後の対局室
脇息にもたれ読みを入れる。
（室谷アマ）
居飛車穴熊に収まった千葉女流四段の王将。
本局に使用されている駒は香月作菱湖書の盛上げ駒。
「銀沙」の間でも熱戦が繰り広げられている。
（吟）
こちらも対局再開
（吟）
対局再開
再開後、駒台から飛車をつかんで△４一飛と自陣へ打つ。
△４一飛に前傾姿勢が深くなる千葉女流四段。
打ち下ろされたばかりの４一の飛車。
△４一飛に対して▲３四角成を着手する。
（吟）
薄曇りの千駄ヶ谷
（6月の指導対局ポスター。「どうぶつしょうぎ」のキャラクターも）
（文）
▲中村－△井道戦 昼食休憩に入る
▲中村真梨花女流二段
△井道千尋 女流初段
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △５四歩 ▲６六歩 △３二飛
▲７八飛 △４二銀 ▲６八銀 △３五歩 ▲６七銀 △３六歩
▲２八銀 △６二玉 ▲３八金 △５三銀 ▲５八金 △７二玉
▲４六歩 △８二玉 ▲４七金左 △３七歩成 ▲同 銀 △９二香
▲４八玉 △９一玉 ▲３九玉 △８二銀 ▲９六歩 △１四歩
▲１六歩 △７二金 ▲９五歩 △５一金 ▲７四歩 △同 歩
▲同 飛 △７三歩 ▲７六飛 △６二金上 ▲７七桂 △３四飛
▲６五歩 △５五歩 ▲６六銀 （図）
図の局面で昼食休憩となった。昼食休憩までの消費時間は
▲中村１時間１分、△井道１時間９分。両対局者ともに出前
の注文はなかった。対局再開は13時より。
（吟）