図(135手目)の局面から本譜の△7七桂に代えて△8六角が感想戦で竹部女流三段が指摘した好手。
△8六角に、(1)▲7九金は△同飛成▲同銀△5九金の詰み。(2)▲5八金とこちらから受けても、△6六桂でほぼ受けなし。以下▲6七金打(参考図)には△6八角成▲同金引△7九飛成以下の詰みがある。(3)▲5九金にも△6六桂▲6七銀打△6八角成▲同金△7七銀があり、やはり先手玉は寄り。この局面で△8六角と指せば、際どいながら後手が残していたようです。
図(135手目)の局面から本譜の△7七桂に代えて△8六角が感想戦で竹部女流三段が指摘した好手。
△8六角に、(1)▲7九金は△同飛成▲同銀△5九金の詰み。(2)▲5八金とこちらから受けても、△6六桂でほぼ受けなし。以下▲6七金打(参考図)には△6八角成▲同金引△7九飛成以下の詰みがある。(3)▲5九金にも△6六桂▲6七銀打△6八角成▲同金△7七銀があり、やはり先手玉は寄り。この局面で△8六角と指せば、際どいながら後手が残していたようです。
図は15時10分頃の中継画面。難解、形勢不明の終盤戦が続いています。消費時間は▲竹部1時間35分、△伊奈川2時間44分。
(八雲)
竹部女流三段の、強靭な粘りと勝負手で一時は逆転模様に。伊奈川女流1級もうまい手筋を繰り出して、再び混戦に。難解な終盤戦が続いています。形勢は不明。
(八雲)
一時変調と思われた後手ですが、再び鋭い踏み込みから寄せに出ました。図の△7六香が非常に厳しく先手陣に突き刺さっており、形勢は後手良しと見られています。
14時30分頃、図から▲7七銀△同香成▲同桂△7六銀と進んだ110手目までの消費時間は▲竹部1時間14分、△伊奈川2時間27分。
(八雲)